WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

高機能なランチャーアプリ「Alfred 4」がリリース!ダークモード対応やWorkflowが強化

Alfred 4

2019年の6月にAlfred 4がリリースされました。
Alfredに関しては何度かこのブログでも触れてきましたし、自分にとって無くてはならないアプリケーションになっています。

今回は、そんなAlfred 3からAlfred 4への移行と変更点についてです。

Alfred 3からAlfred 4への移行

Alfred 4

Alfred 4は公式サイトからインストーラをインストールします。

ライセンスに関して

Powerpack(有料版)のライセンスに関してですが、Alfredには通常の「Single License」と「Mega Supporter」の2種類があり、Mega Supporterであれば今回のようなメジャーアップデートでも、追加料金無しでアップグレードできます。

AlfredのPowerpack購入画面

自分はSingle Licenseだったので、Alfred 4を使うには、購入ページから再度Alfred 4用のライセンスを購入する必要がありました。
購入手順に関しては、Alfred 3の時と何ら変わっていなかったので、詳しい購入手順は過去記事をご覧ください。

ちなみにMega Supporterの方は、「Upgrade your Power Pack」へアクセスして、ライセンスキーを入力するとAlfred 4で使えるライセンスキーにアップグレードしてくれるみたいです。

ライセンスキーが発行されたら、後ほどAlfred 4を起動した時に入力画面がありますので、そちらに入力して認証します。

環境設定の移行

Alfred 4 Getting Started

Alfred 4を起動したら、「Begin Setup…」からセットアップを行いましょう。

Alfred 3を持っている場合は、環境設定のデータを自動で検知してくれます。
その環境設定を引き継ぎたい場合は「Copy Preferences」を選択し、引き継ぎたくない場合は「No Migration」を選択しましょう。

Alfred 4 Preferences Migration

あとは「Migrate Local Data」と「Move “Workflow Data” folder」にチェックを入れておくと、ローカルのデータとWorkflowが入ったフォルダも引き継いでくれます(Workflowの方、デフォルトでチェックが入っていないので注意してください)。

設定ができたら「Begin Migration…」から設定の移行を行います。

初期設定

macOSの機能を利用するために、いくつかAlfred 4に権限の設定をする必要があります。

macOS Permissions

それぞれボタンを押して許可していきましょう。
全て終わったら「Restart Alfred…」でAlfredを再起動します。

これで移行と初期設定は完了です。再起動すると新しいUIのAlfredの環境設定画面が開きます。

Alfred 4 環境設定

Alfred 4の新機能

Alfred 4の新機能に関しては「What’s New in Alfred 4」のページに書かれてありますが、英語ですし、ざっくり要約します。

  • Alfred環境設定内の項目を検索できる
  • UIが大きく変わった
  • ダークモードに対応
  • Workflowのオブジェクトがいくつか追加・更新された
  • Workflowのデバッガーが改良された
  • スニペットにリッチテキストが対応した
  • スニペットの動的プレースホルダー機能を強化した
  • テーマエディタが新しくなった
  • カスタムWeb検索でのOpenSearch・SearchActionをサポート
  • ファイルナビゲーションにソート(並べ替え)機能が追加
  • ファイルバッファ(複数ファイルを選択して一度にアクションを行う機能)の改善

 

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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