Alfredのクリップボード機能に履歴がちゃんと残らない・別のテキストが残ってしまう場合の対処法
Alfredで地味によく使うのがクリップボード機能です。
過去にコピーしたテキストや画像も残っているので、「さっきコピーしたあのテキストを貼り付けたい」ときに、コピーし直すことなくペーストできます。
そんなクリップボード機能ですが、最近うまく動作しないことがありました。
そのときに行った対処法をまとめておきます。
クリップボードに履歴がうまく残らない
発生した症状としては下記の通りです。
- テキストを選択してコピーしたときに、選択していない部分のテキストが履歴に残るか、もしくは履歴に残らない
- command + Vで普通にペーストすると、選択してコピーしたテキストがちゃんとペーストされる
- 画像に関しても、コピーした画像が履歴に残らない
ブラウザ上のテキストの場合は履歴に残らないのですが、テキストエディタ上のテキストをコピーした場合は、選択していない別の行のテキストが履歴に残ったり、よく分からない状態になりました。
Alfredを再起動してもうまくいきません。
行った対処法
キャッシュファイルのリセット
同様にクリップボード機能が正常に動作しないことに関して書いてある記事を見つけたので、同様の対処法をしました。
ただし、この記事で書かれてあることはAlfred 2の内容なので、Alfred 3の場合はパスなどが微妙に変わります。
下記のパスにAlfred 3のクリップボードの履歴データが格納されています。
~/Library/Application\ Support/Alfred/Databases/clipboard.alfdb
競合などが起こっている場合はここでファイルが複数になっているみたいなのですが、自分の場合はファイルは「clipboard.alfdb」が1つだけで、特に競合したような状態ではありませんでした。
念のため、1度「clipboard.alfdb」を別のフォルダに避難させてから、Alfredを再起動します。
(再起動のタイミングで新たに「clipboard.alfdb」が生成されます)
これでキャッシュファイルのリセットはできましたが、症状は改善しませんでした。
アプリケーションキャッシュもリセット
次に、Alfredの環境設定の[Advanced]にある「Clear Application Cache」ボタンをクリックします。
アプリケーションのキャッシュなので関係ないだろうけど、念のために押したのですが、これで自分の場合は症状が改善されました。
全然関係ないと思っていたのですがこれで正常に戻りました。
Alfredで検索結果で予期せぬ候補が出てきたり、おかしな現象が発生するようになったら、とりあえず「Clear Application Cache」を押すようにしていたのですが、クリップボード関連でも有効そうです。
似たような現象になった方はぜひ試してみてください。