WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

ATOKで登録した単語の品詞を、あとから一括で変更する方法

ATOKで登録した単語の品詞を、あとから一括で変更する方法

ATOKによく使うフレーズを省略して単語登録しています。
そしてそのフレーズをつなぎ合わせて文章を作っているのですが、登録するときに品詞を「短縮読み」にしておくのを忘れます。

1つ1つ変更して回るのではなく、あとから一括で変更できないか方法を探ってみました。

辞書を1度エクスポートする

ATOK辞書ユーティリティを開いて、メニューバーの[ツール]→[単語・用例の一覧出力…]を選択します。

[ツール]→[単語・用例の一覧出力…]

ここから辞書に登録されてある単語の出力ができます。
「ファイル名:」の右側にある「設定…」ボタンをクリックして出力するファイルパスを選択し、「出力」で出力します。

登録単語の出力

すると、先ほど設定したファイルパスに「.txt」ファイルが出力されます。

CSV形式などではなく、ただテキストが横並びになった独特な形式なので、テキストエディタで検索・置換します。
今回の場合は「名詞」になっていた部分を「短縮読み」に検索・置換しました。

変更した辞書のインポート

.txtファイルの品詞を変更できたら、そのファイルをインポートします。
メニューバーの[ツール]→[ファイルから登録・削除…]を選択しましょう。

[ツール]→[ファイルから登録・削除…]

単語の登録画面が表示されるので、「単語ファイル」の「ファイル名」右側にある「設定…」ボタンをクリックして、インポートするファイルを選択します。

ファイルのインポート

「ファイル形式」は「ATOK」のままでいいので、「登録」で登録します。

これで無事単語が登録されればOKです。
ただし、このままでは元から登録されてあった単語と、インポートして登録された単語で二重に登録されてある状態になります。

1度辞書上のすべての単語を削除してから改めてインポートしましょう。
いきなり削除してからインポートすると、万が一なにかファイルが壊れていたりしてインポートできなかったときに困るので、1度インポートができることを確認してから削除・インポートするのをオススメします。

これで品詞の一括変更は完了です。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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