CSS Nite in Kobe, vol.41「最新ネット広告の打ち手を学ぶ1dayレッスン 〜レスポンシブ検索広告からAmazon広告、ストーリーまで」に参加してきました
先日開催されたCSS Nite in Kobe, vol.41「最新ネット広告の打ち手を学ぶ1dayレッスン 〜レスポンシブ検索広告からAmazon広告、ストーリーまで」に参加してきました。
今回はその感想です。
今回の登壇者
今回の登壇者はアユダンテ株式会社の寳 洋平さんです。
著書に『Amazon広告”打ち手”大全』『ネット広告運用”打ち手”大全』などがある方で、ビジネス改革を目指すデータ分析担当者による国内最大級の評議会「アナリティクス アソシエーション」(a2i)のセミナー編成委員でもあります。
今回のCSS Nite in Kobeでは、そんな寶さんからウェブの広告の現状を学びました。
セミナー全体を通して
セミナーは全4部で構成されていました。
下記のリストは、各部のタイトルとどんな事を学んだかざっくりまとめたものです。
- Google, Facebook, Amazonの3強に?ネット広告の現在とこれから
- 今までネット広告は「Google」「Facebook」の独占状態だったが、そこに「Amazon」が加わってきた
- Amazon広告には、検索結果一覧に表示されて広告感の薄い「スポンサープロダクト広告」と、検索結果の上部に表示できる「スポンサーブランド広告」がある
- Instagramも、投稿からそのまま購入できる「Shop Now」機能が追加されたので今後に注目
- みんなで作ろう!レスポンシブ検索広告ワークショップ
- 文章をブロックごとに分けて考える「ブロック式広告文」を、ワークショップを通して学んだ
- 広告クリエイティブを徹底的に考えれば、アセットは増やせる
- 「キーワードからアセットへ」変化している
- 自社のアセットの限界を超えるために広告をうまく使う
- 映画人に学ぶ、現場で使える「ストーリー」の技術
- 機械学習は「期待通りの結果を出す」ように設計されている
- それに対してストーリーの本質は「期待と結果のギャップ」
- シド・フィールドの三幕構成のようにして「ストーリーを考える癖を付ける」
ざっと振り返っただけでも、ネット広告・広告文作成・アセット・ストーリーと盛りだくさんの内容でした。
ちなみに、シド・フィールドの三幕構成に関しては分かりやすい記事を見つけました。
ブロック式広告文
ブロック式広告文は、今回のセミナー第2部でワークショップを通して学んだ広告文章の作成方法です。
12〜15文字の短い文章を1ブロックにして、それらを組み合わせることで広告文章を作っていきます。
この方法で文章を考えると下記のようなメリットがあります。
- 文才は不要
- 複数人でできる
- 短時間でできる
かなり手軽に初められますし、文章をコンポーネント化する発想は無かったので刺激になりました。
自分の場合は、広告文はあまり考える機会がないのですが、サイトのメタディスクリプションを考える時にもこの方法は使えそうです。
最後に
今回のセミナーでネット広告の現状を幅広く知ることができました。
自分は制作者なので、今まであまり広告側には触れてこなかったのですが、この機会に自分もFacebook広告でも触ってみようと思います(このブログで色々試せますし)。