WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

通知パネルの「閉じる」クリックをショートカットキーで行う方法

通知パネルの「閉じる」クリックをショートカットキーで行う方法

システム環境設定の[通知]から通知の設定を「通知パネル」にしていると、「閉じる」をクリックするまで通知が消えません。

通知パネル

今回はこの通知パネルの「閉じる」をショートカットキーで押す方法についてです。

通知を閉じるAppleScript

色々と調べていると、下記のページを見つけました。

このページによると、下記のようなAppleScriptを書くと通知パネルを閉じれるとされています。

そのままだとエラーmy closeNotif()
on closeNotif()
  tell application "System Events"
    tell process "Notification Center"
      set theWindows to every window
      repeat with i from 1 to number of items in theWindows
        set this_item to item i of theWindows
        try
          click button 1 of this_item
        on error
          my closeNotif()
        end try
      end repeat
    end tell
  end tell
end closeNotif

ただ、この通りに書いてもうまくいきません。

3行目にある”Notification Center”の部分は、どうやら半角スペースがいらないらしく、逆に半角スペースが入っているとエラーとなって動かなくなってしまいます。

正しくは下記のコードになります。

修正済みコードmy closeNotif()
on closeNotif()
  tell application "System Events"
    tell process "NotificationCenter"
      set theWindows to every window
      repeat with i from 1 to number of items in theWindows
        set this_item to item i of theWindows
        try
          click button 1 of this_item
        on error
          my closeNotif()
        end try
      end repeat
    end tell
  end tell
end closeNotif

Keyboard Maestroのマクロにする

Keyboard Maestroで「Execute an AppleScript」アクションを設定して先ほどのコードを入力すればOKです。

通知を閉じるマクロ

自分の場合はcommand + option + 0で発火するように設定しています。

通知を使っている人であれば、わざわざマウスを端っこへ移動させる必要がなくなるので地味に便利です。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

Twitterをフォロー Facebookでいいね