macOSのシステム環境設定「ユーザとグループ」の設定見直し
今回はシステム環境設定の「ユーザとグループ」について見直します。
多くの人はユーザは1つだと思います(デモ用にゲストアカウントを使っているなどを除いて)。
その場合はゲストアカウントをオフにすることでMac起動時のアカウント選択が不要になります。
また、ログイン時に起動するアプリの設定もここから行います。
ユーザとグループの設定
[システム環境設定]→[ユーザとグループ]から設定ができます。
基本的にこの「ユーザとグループ」で何か変更したい場合は、左下の鍵アイコンをクリックしてMacログイン時のパスワードを入力する必要があります。
主に[パスワード]タブでできるのはパスワードの変更と、連絡先カード(連絡先.app)の表示くらいです。
また、左のサイドバーではユーザの追加や削除が行えます。
ゲストアカウントをオフ
デフォルトだとゲストアカウントが有効になっていますが、「ゲストユーザ」の「ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」のチェックを外すとオフにできます。
macOSのデフォルトの状態を確認する必要があったり、何か理由があってゲストアカウントを使う人はオンにしておきますが、使わないのであればオフにしておきましょう。
これでログイン時のアカウント選択の手間が省かれます。
1クリックの省略なので時間はあまり変わりませんが、毎日行うログイン時の手間がなくなるので、微妙なストレス削減になります。
ログイン時に起動するアプリの設定
[ログイン項目]タブからはMacログイン時に自動で起動するアプリを設定できます。
追加はアプリインストール時に設定したりするので、どちらかというと削除のときに使うことが多いです。
追加方法は左下の「+」アイコンをクリックして、アプリを選択するだけで追加できます。
逆に削除はリストからアプリを選択して「-」アイコンをクリックします。
Keyboard Maestroからアプリの遅延起動
Keyboard Maestroを使うとアプリの遅延起動ができます。
あまり大量のアプリをログイン時に一気に起動してしまうと「早くGoogle Chromeで検索したいことがあるのにGoogle Chromeの起動までに時間がかかる…」となってしまいます。
そこで、多少待ってもいいアプリはKeyboard Maestroで遅延起動させています。
また、アプリによってはログインした時間(平日か休日)かで条件分岐して起動するアプリを変えていたりもします。
他に単なる遅延起動であればDelay Startというアプリもありますが、こちらはアプリごとに個別の設定ができないで、遅延の一括起動になるので注意が必要です。