Transmitでダブルクリックしてファイルを開こうとすると、ファイルがダウンロードされてしまう
デフォルト設定のまま使っていると、意図しない動作になってしまって混乱することはよくあります。
Transmitの場合、Finderでよく行うファイルを開こうとダブルクリックすると、ファイルがダウンロードされてしまいます。
ファイルを開くつもりがダウンロードになってしまう
Transmitのデフォルト設定だと、ファイルをダブルクリックしたりcommand + ↓でファイルを開こうとすると、ファイルは開かれずにダウンロードが実行されてしまいます。
デフォルトでは左パネルにホームディレクトリが表示されていて、右パネルにサーバーが表示されているのでホームディレクトリにどんどんファイルがダウンロードされます。
ちなみにもう片方のパネルがローカルディレクトリの場合はそのディレクトリにダウンロードされますが、もう片方もサーバーを表示している場合は「ダウンロード」フォルダにダウンロードされます。
サーバー上のファイルを直接開くことは少ないが、意図しない動作になることが問題
そもそもサーバー上のファイルを直接開いて編集することは少なくて、ローカルでファイルを編集・確認して問題なければアップが基本です。
そう考えると、ダブルクリックでファイルダウンロードになるのは、よく使うアクションをすばやくできるという意味で当然のように思えます。
しかし、普段Finderなどでファイルをダブルクリックするときはファイルを開く目的でダブルクリックします。
普段使っているアプリケーションと動作が異なるのは混乱のもとですし、ファイルがダウンロードされたことが分かりにくいため、気づかないうちにダウンロードされていたなんてことが発生します。
混乱を避けるという意味で、他アプリケーションと合わせておこうという考え方です。
ファイルのダブルクリックアクションを変更する
Transmitの[環境設定]の[ファイル]タブにある「ダブルクリックアクション」で設定を変更できます。
デフォルトでは「転送する」になっていますが、これを「任意のアプリケーションで編集する」に変更しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
何もしない | ダブルクリックしてもなにも起こらなくなる |
転送する | ファイルを転送する(デフォルト) |
編集する | Transmitのテキストエディタが起動する |
任意のアプリケーションで編集する | Transmit以外のアプリケーションが起動する |
慎重に作業するために「何もしない」を設定するのも1つの手
サーバー上のファイルを触るときは少しでも慎重になった方が良いので、事故を起こさないためにも「何もしない」を設定しておくのも1つの手です。
サーバーのファイルを直接開くことは少ないため、簡単にファイルを開けないようにしておく方が良いかもしれません。