UlyssesでMathJaxを使用して、LaTeXの数式をプレビューでキレイに表示させる方法

ウェブサイト上でLaTeXをプレビューする方法に、MathJaxというJavaScriptライブラリを使用する方法があります。
Ulyssesのソースブロックを使えば、HTMLをプレビュー時にそのままHTMLとして読み込んでくれるので、ソースブロックにMathJaxのコードを追加すれば、Ulysses上でもMathJaxが使えるようになります。
MathJaxに関しての詳細や、Ulyssesのソースブロックに関しては過去に記事にしているので、そちらもご覧ください。
MathJaxの読み込み
まずはMathJaxの読み込みからです。
下記のコードをUlysses上のソースブロックに追加します。

<script src=' https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/mathjax/2.7.5/latest.js?config=default' async></script>
<script>
MathJax.Hub.Config({
tex2jax: {
inlineMath:[
[
'$', //開始記号
'$' //終了記号
]
]
}
});
</script>これで「$」で囲った部分にMathJaxが反映されるようになります。
他の記号に変更したい場合は<script>内の設定を変更します。
プレビュー方法
試しに2乗をプレビューしてみます。
下記のように「^」のあとに数字を入力すれば累乗を表現できます。

$y = ax^2$入力したらプレビューして確認します。
「HTML」と「ePub」のプレビューだと、無事MathJaxが効いて2乗がキレイに表示されました。


それ以外の普通の「テキスト」や「PDF」「DOCX」では効かないので注意しましょう。



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