Visual Studio Codeとスニペット・ドキュメント検索アプリの「Dash」連携を行うプラグイン
普段スニペットアプリはAlfredを使っていますが、コーディング関連のスニペットはすべてDashにまとめるようにしています。
理由としてはDashの方がコードに特化しているからと、Alfredと分けておくことで普段使いの方に余計な接頭辞を付ける必要がなくなります。
- コードのハイライト機能など、コードに特化している
- 「Dashを起動 = コーディング関連」が成立する(それ以外はAlfred)
- Dashはリファレンス検索機能もあるので、スニペット検索だけでなく調べ物もできる
ちなみに、Visual Studio Code自体にもスニペット機能がありますが、エディタに依存するような形でスニペットを保存してしまっていると、他のエディタで使用できないので使っていません。
今回はそんなコーディング特化のスニペットツールであるDashとVisual Studio Codeの連携方法についてです。
普通にDashを起動してペーストでも問題ありませんが、連携するとさらに使いやすくなります。
Visual Studio CodeのDash拡張機能をインストール
まずはDashのVisual Studio Code拡張機能をインストールしましょう。
もちろんDash自体のインストールも必要ですが、特に連携を意識する必要はなく、Visual Studio Codeの拡張機能とDashが揃っていればすぐに使えます。
Dashの呼び出し方法
ショートカットキーでDashを起動できます。
いずれもカーソル下のテキストが自動で選択されて、Dashで検索されます。
わざわざテキストのコピーやドキュメントの絞り込みが不要になって、ショートカットキーを押せばある程度絞り込まれた状態になるのが、拡張機能を使うメリットです。
ショートカットキー | 内容 |
---|---|
control + h | ファイルをもとに言語の絞り込みをした状態で検索 |
control + option + h | すべての言語・ドキュメントセットの中から検索 |
control + shift + h | ファイルをもとにドキュメントセットの絞り込みをした状態で検索 |
option + h | 検索ボックスが表示されて、そこに入力した内容で検索 (ファイルをもとにドキュメントセットの絞り込みはされる) |
全部で4つショートカットキーがあり、うまく使い分けながら使うのは大変なので、基本的にcontrol + option + hを使えばよさそうです。
option + hに関しては、下記のようにVisual Studio Code上に検索ボックスが表示されます。
入力したテキストがDash上で検索されて、ドキュメントセットに関しては、Visual Studio Codeで開いているファイルから自動で検出されて絞り込みがされます。