Alfred 4でスニペットを作成して使用する方法
自分はDashというスニペットアプリを使っていたり、Keyboard Maestroでスニペットを展開するマクロを作っていたりもしますが、Alfredでもスニペットの作成は可能です。
使い分けが難しいのですが、今回はAlfredのスニペット機能についてまとめてみます。
スニペット機能の使い方
スニペット機能は[環境設定]→[Features]→[Viewer Hotkey]で設定したキーを入力してスニペットの画面を出します(デフォルトでは何も設定されていません)。
もしクリップボードの設定で「Show “All Snippets” at top of Clipboard History」にチェックが入っている場合はクリップボードからも使用できます。
スニペット機能の設定
スニペット機能の設定は[環境設定]→[Features]→[Snippets]から行います。
項目名 | 入力内容 | 備考 |
---|---|---|
Viewer Hotkey | ここで設定されたショートカットキーで、スニペット画面を呼び出します | デフォルトだと何も設定されていない |
Snippet Keyword | スニペット画面を呼び出すキーワード | |
Matching | スニペット検索時にヒットするのが「Name or Keyword(名前かキーワード)」か 「Name, Keyword or Snippet(名前、キーワードかスニペット内容)」か選択 | |
Automatically expand snippets by keyword | チェックを入れると「Auto Expansion」という、キーワードを入力したら 自動でスニペットが展開される機能をオンにします。 |
コレクションの作成
スニペットは「コレクション」というグループにまとめて管理します。
Collectionカラムの右下にある「+」ボタンを押してコレクションを追加します。
項目名 | 入力内容 |
---|---|
Name | コレクションの名前 |
Affix | コレクション内のスニペットすべてに追加する接辞を設定 「prefix」が接頭辞で、「suffix」が接尾辞になります。 |
icon | アイコン画像をペーストしてコレクションにアイコンを設定できます |
ちなみに、コレクションを作らずにスニペットを作成すると「Default Collection」が作成されます。
スニペットの作成
Collectionカラムの横にある、Snippetカラムの右下にある「+」ボタンを押すとスニペット作成画面が表示されます。
項目名 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Name | スニペットの名前 | |
Keyword | スニペットのキーワード | Auto Expansion機能で展開される |
Collection | 管理するコレクションを選択 | Auto Expansionがオフの場合は |
Auto Expansion allowed | Auto Expansion機能をオンにするかどうか | |
Type | プレーンテキストかリッチテキストを選択する | |
Snippet | スニペットの内容を入力する | 左下の「{}」ボタンから変数の挿入が可能 |
公開されているスニペットのインストール
コレクションカラムの下に「Get Collections…」というボタンがあり、それをクリックするとAlfredのスニペットページに飛びます。
ここにあるリンクをクリックすると、.alfredsnippets
拡張子のファイルがダウンロードできるので、ダブルクリックしてインポートします。
最初はこういったコレクションをインポートして、どんな風に設定するのが良いのか感覚を掴むと良さそうです。