定番のパスワード管理ツール「1Password」を使ってパスワードの管理をする
Web系の仕事をしている人でも意外とパスワードについて考えていない人が多いみたいです。
- 単語を使っている
- パスワードが使い回し
- 大文字小文字と数字が混ざっていない
こうしたパスワードを使っている人は要注意ですし、個人的なアカウントなら乗っ取られても被害はそこまで無いのかもしれませんが、仕事用のアカウントのパスワードが上記のようなものの場合は信用に関わります。
本来パスワードは、下記のようなランダムな文字列が望ましいです。
「KffbnkiDg8ob」「3C88J2hM2GWUGZq」「WbCbuZci.Pud@ZMrqv」
ただ、これだとパスワードは覚えられませんし、ノートアプリにパスワードをそのまま載っけておく…なんてことになりかねません。
そこで使いたいのがパスワード管理ツールです。
今回は幾つかあるパスワード管理ツールの中でもダントツで有名な1Passwordについてまとめておきます。
1Passwordとは?
1Passwordはマスターパスワードというパスワード(自分が覚えられるもの)を1つ覚えておいて、それを使って1Passwordにログインして各アカウントへログインする。といった使い方をします。
これを使うことで、パスワードを使い回す必要がなくなりますし、ランダムな文字列をパスワードに設定できます。
また、スマホアプリや主要ブラウザの拡張機能も用意されていて、拡張機能を使えばいま開いているサイトに関連するアカウントが表示され、それをクリックするとアカウント情報が自動で入力される。なんて事もできます。
サイトパスワードの設定
1Passwordを開いて、画面左下にある「+」アイコンから「Login」をクリック。
後は「サイトのURL」「ユーザー名」「パスワード」を入力すれば完了です。
パスワードの使用
単純に1Passwordからコピペしてもいいのですが、Google Chromeで使用する時は、Chrome用の拡張機能があるので、それをインストールしておきます。
あとは目的のサイトで1Passwordのアイコンをクリックしてマスターパスワードでログイン。
今開いているサイトのログイン情報が1Passwordに登録していれば、登録したログイン情報が表示されるので、それを選択すれば情報が入力されます。
また、このChrome拡張機能を入れておけば、アカウント作成時に1Passwordで保存するかどうかダイアログボックスが出てくるので、そこからログイン情報の登録もできます。