Alfredの環境設定の同期・バックアップの方法
今までこのブログでは、Alfredの細かい設定記事を書いてきました。
アレコレ設定していると、環境設定のバックアップを取っておきたいところ。
今回はAlfredの環境設定のバックアップのとり方と、どこまでバックアップしてくれるのかまとめておきます。
同期・バックアップ方法
環境設定の同期やバックアップを取るためには、環境設定の[Advanced]右下にある「Set preferences folder…」をクリックして、Dropboxフォルダ配下のフォルダを指定します。
すると、指定した階層に「Alfred.alfredpreferences」というファイルが作成されます。
あとは同期したいMacのAlfredで同様に「Alfred.alfredpreferences」がある階層を選択すれば設定が読み込まれます。
これで設定を復元したり、複数台のMacで設定を同期できます。
保存されない内容
実は、「Alfred.alfredpreferences」に全てのAlfredの設定内容が保存されているわけではありません。
保存されていない内容もあるので、そこは注意が必要です。
保存されない項目 | 内容 |
---|---|
Alfred起動のホットキー | デフォルトがoption + spaceのAlfredの起動用ホットキーの設定 |
Default ResultsのSearch scope | Default Resultsで検索するフォルダの設定 |
Web Bookmarksのソースとプロファイル選択 | Web Bookmarksで表示するブックマークのブラウザ設定 |
Clipboard Historyの履歴情報 | クリップボードの履歴 |
SnippestのAuto Expansion設定 | スニペットのAuto Expansionのオンオフ設定 |
辞書のデフォルト言語 | 辞書の「Language」部分の設定 |
iTunes Mini PlayerのLocal Suffix | iTunes Mini PlayerのPlaylist再生のSuffix設定 |
Workflow Proxy Setting | Workflowに使われるプロキシ設定 |
1PasswordのKeychain場所の設定 | 1Passwordに関しては再度設定が必要 |
現在選択されているテーマ | 複数台のMacで別のテーマを選択できるようにしているみたいです |
Alfredの自動更新設定 | [Update]の「Automatically check for」の設定 |
言語設定や他アプリとの連携が必要そうな細かい設定は、同期するMacの状況によって設定を変える可能性があるため同期されなくなっているようです。
WorkflowのZipファイルは別途管理しておくと便利
Workflowのインストール時に必要になるZipファイルに関しては、別途Dropbox内に保管しておくと便利です。
まだ2回しか発生していないのですが、ある日突然Workflowがうまく機能しなくなるときがあり、そういうときはWorkflowを削除してインストールし直すと動くようになります。
わざわざインストールし直すのは面倒なので、「Workflow用のフォルダ」を作って管理しておきましょう。