Fantastical 2 for Macでスムーズにカレンダーの登録を行う
自分はカレンダーアプリはFantastical 2 for Macというアプリを使用しています。
最近のmacOS純正のカレンダーアプリもかなり高機能になってきましたが、全体的にFantastical 2の方が「自分にとって使い勝手が良い」という理由で未だに使っています。
また、結構値段の高いアプリですし、iPhoneやiPadで使用するには別途購入する必要があるので、誰にでもオススメできるアプリではありません。
個人的には下記のようなタイプの人にオススメです。
- 大量のイベントを追加する人(定期的なイベントではなく、不定期なイベント)
- 複数のカレンダーを管理・整理したい人
この記事ではFantastical 2で出来ることと、純正のカレンダーとの比較を行います。
Fantastical 2のインストール
Fantastical 2はFlexbitsの公式サイトからインストールするか、App Storeからインストールします。
ただ、公式サイトからインストールの場合は21日間無料で試せるので、まずは公式サイトからインストールして試すようにしましょう。
Fantastical 2の機能
Fantastical 2をインストールして起動すると下の画像のような画面が立ち上がります。
基本的にはこの画面で、予定の確認や追加・編集をします。
基本的にはmacOS純正のカレンダーとUI的な大きな違いは無いのですが、機能面でいくつかFantastical 2ならではの機能があります。
- 自然言語でのイベント追加
- カレンダーセットの管理
- リマインダー機能
- メニューバーからカレンダーの操作(ミニウインドウ)
自然言語でのイベント追加
サイドバー右上の「+」ボタンをクリックすると予定の追加フィールドが表示されますが、ここに予定をそれっぽく入力すると、日付や場所をいい感じに設定してくれます。
試しに、「5/7 朝9時から仕事再開」と入力すると、日付と時間と予定タイトルもいい感じに入力されます。
気に入らなければ直接入力すればいいですし、問題なければ「イベントを追加」ボタンを押して追加できます。
1つ1つ項目を埋めていく必要がなくなるので地味に便利になります。
カレンダーセットの管理
「仕事用のカレンダー」「社内で共有しているカレンダー」「プライベート用のカレンダー」「プライベートの勉強用のカレンダー」などなど、色んなカレンダーがある場合に、予めカレンダーをセットしておいて、そのカレンダーだけ有効にするカレンダーセットという機能が使えます。
カレンダーセットを作るためには、まずカレンダーの登録をしておく必要があります。
iCloudやGoogleカレンダーなどを既に使っている場合は、[環境設定]→[アカウント]の下にある「+」ボタンからアカウントの追加ができます。
次に[環境設定]→[カレンダー]からカレンダーセットの追加を行います。
各アカウントにあるカレンダーが表示されるので、どのカレンダーを表示したいのかチェックしていきます(カレンダーの追加もこのページから可能)。
カレンダーセットの登録が出来たら、[表示]→[カレンダーセット]から切り替えができます。
特定のカレンダーだけすぐに見られるようになるので、これも地味ですが便利な機能です。
リマインダー機能
Fantastical 2ではカレンダー機能とリマインダー機能を一緒に管理できます。
リマインダーへの切り替えは画面左下のチェックボックスアイコンを押すだけ(もしくは[表示]→[リマインダー])。
これによって、「スケジュール」と「必要なタスク」の同時管理が可能になっています。
ミニウインドウ
わざわざアプリを開かなくても、メニューバーのアイコンを押すと、ミニウインドウから予定の確認や追加ができます。
ミニウインドウにはショートカットキーを割り当ててすぐ表示もできるので、さっと予定の確認や追加だけしたい時に便利です。