WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Finderの右クリックメニューからフォルダをVisualStudioCodeで開く方法

Finderの右クリックメニューからフォルダを開くようにする

Finderメニューから指定アプリでフォルダを開きたい

VisualStudioCodeでフォルダを開くためには、一度VisualStudioCodeを起動させてから「フォルダーを開く」をクリックして選択するか、フォルダをドラッグ&ドロップする必要があります。

何とかFinderから直接フォルダを選択して「VisualStudioCodeでフォルダを開く」方法がないか試行錯誤して、Automatorを使用する方法に至りました。

まずは何も設定していない状態での、Finderの右クリック時の表示です。

フォルダを右クリック

ここに、Automatorで「VisualStudioCodeで開く」メニューを追加します。

Automatorの設定

Automatorを起動して[新規]→[クイックアクション]でクイックアクションを作成します。

まず今回はフォルダに対してメニューを追加したいので、「ワークフローが受け取る現在の項目:」で「フォルダ」を選択、「検索対象:」は「Finder」にします。

次にアクションの設定です。左のメニューから「シェルスクリプトを実行」を探して、右のグレースペースにドラッグします。

「入力の引き渡し方法:」は「引数として」を選択。
最後に入力エリアに下記のスクリプトを入力します。

for f in "$@"; do
    open -a 'Visual Studio Code' "$f"
done

Automatorの設定

後は名前を付けて保存すればFinderにメニューとして追加されています(ここで付けた名前が、そのままメニュー名になるので注意してください)。

動作の確認

Finderを開いて右クリックをしてみると、新しく「VisualStudioCodeで開く(ここのメニュー名は、保存したファイル名になっています)」という項目が追加されています。

これを選択すると、フォルダをVisualStudioCodeで開けます。

右クリックからアプリの起動

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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