Hazelがちゃんと動作していない?そう思ったときに確認すること
この記事の要約
- [Info]タブからHazelが動作しているか確認
- ルールがそもそもアクティブになっているか確認
- [Info]タブの「View Log」をクリックして、ログを見ながらどこに原因がありそうか目星をつける
HazelはMacのファイル操作を自動化するアプリで、過去に紹介記事を書いているので、そちらもご覧ください。
最近Hazelが動作していなくて焦ったのですが、結論から言うとHazelの状態が何かのはずみに「Stop」になっていただけでした。
こういうのは焦れば焦るほど、混乱して原因がわからなくなってしまいます。
今回は「Hazelがちゃんと動作していない?」と思ったときにチェックすることや、できることをまとめておきます。
動作がストップになっていないか確認
Hazelの環境設定の[Info]タブにある「Status」が「Hazel is stopped」になっている場合はHazelの動作が停止しています。
「Start Hazel」をクリックすればまた動きます。
逆に「Hazel is running」になっていれば、動作しています。
わざわざ設定を開かなくても、メニューアイコンから「Start Hazel」をクリックしても同様の設定ができます。
ルールがアクティブになっているか確認
ルールを自分で止めたまま忘れているなんてこともあるので、念のためルールも確認しておきましょう。
チェックが入っていればアクティブです。
基本的にHazelは、ルールを設定しているフォルダ名を変えたりしても、変えたフォルダでそのまま設定が継続されます。
その辺のフォルダ認識が柔軟なのがHazelのいいところでもありますが、念のため設定しているフォルダが本当に正しいのかも確認しておきましょう。
ログを確認する
Hazelの環境設定の[Info]タブにある「View Log」をクリックすると、Hazelの過去の実行履歴が表示されます。
この状態でHazelを動かして、View Logに何か動きがあるかどうかを確認します。
そして動きのあるなしに応じて、どこに問題がありそうか目星をつけます。
- 動きがある場合:Hazelが動作しているので、処理に何か問題がある?
- 何も変わらない場合:Hazelが動作していなかったり、そもそもフォルダやトリガーを間違えている可能性がある
どこまで動作していて、どこで止まっているのか確認するのは重要ですし、エラーが出ていればそこから解決できる可能性もあるので、確認してみる価値はあります。
Hazelをインストールし直す
HazelのStatusが「Hazel is running」になっていて、ルールもアクティブになっていない場合は、Hazelをインストールし直してみた方がいいかもしれません。
また、Hazel4.4より前はmacOS Catalinaに対応していなかったり、4.4以降もいくつかの問題は残っているようです。
このようなmacOS、Hazelのバージョン関連で動かなくなることもありそうなので、最近アップデートをしなかったかなども意識しておきましょう。