macOSのシステム環境設定「通知」の設定見直し
今回はシステム環境設定の「通知」について見直します。
余計な通知が多いと、気が散って生産性に影響してしまいます。
自分で本当に必要な通知に厳選して、不要なときは「おやすみモード」にするなどして作業に集中できるようにしましょう。
通知の設定
[システム環境設定]→[通知]から通知の設定ができます。
それぞれのアプリごとに、通知に関する設定をします。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
○○からの通知を許可 | オフにするとそのアプリから通知が来なくなります | |
○○ の通知スタイル | 「なし」「バナー」「通知パネル」から選択 | バナーは自動的に消えるが、 通知パネルは自分で閉じる必要があります |
ロック画面に通知を表示 | チェックを入れると、ロック画面にも通知が表示されます | |
通知プレビューを表示 | 通知の中身をプレビューするようになります | |
通知センターに表示 | 通知センターに通知が表示されます | |
アプリケーションアイコンにバッジを表示 | DockやLaunchpadのアイコンにバッジが表示されます | |
通知音を鳴らす | 通知音が鳴るようになります |
おやすみモードの設定
サイドバーの「おやすみモード」を選択すると、おやすみモードの設定ができます。
おやすみモード(Do not disturb)は、一時的に全ての通知をオフにするモードのことで、寝る時間帯や人に画面を見せて説明するときなど、通知が邪魔になる場面で使えます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
開始 終了 | 自動で開始・終了する時刻を設定 | |
ディスプレイがスリープ中はオンにする | スリープ時には通知が来なくなる | |
画面のロック中はオンにする | 画面のロック時には通知が来なくなる | |
テレビ/プロジェクタにミラーリング中は オンにする | テレビやプロジェクタに接続している間は通知が来なくなる | プロジェクタに映すときは通知を消しておきたいので ここはオンにしておく |
すべての人からの着信を許可 | 連絡先に入っていない着信も許可する | |
繰り返しの着信を許可 | 3分以内に2度目の着信があったときは通知する |
おやすみモードへの切り替え
おやすみモードの切り替えは「通知センター」から行えます。
通知センターを開いて「通知」タブを上の方にスクロールすると「おやすみモード」のチェックボックスがあるので、ここからオン・オフの切り替えをします。
わざわざ通知センターを開くのが面倒な人は、Macのメニューバーの「通知パネル」を表示するアイコンをoptionを押しながらクリックすると「おやすみモード」がオンになります(アイコンが半透明になっていたらおやすみモード)。
この方法を使うとわざわざ通知パネルを開く必要がなくなります。
通知パネルをショートカットキーで閉じる方法
Keyboard MaestroとAppleScriptの組み合わせで、通知パネルをショートカットキーで閉じられます。
「Execute an AppleScript」で下記のAppleScriptを実行するだけです。
my closeNotif()
on closeNotif()
tell application "System Events"
tell process "NotificationCenter"
set theWindows to every window
repeat with i from 1 to number of items in theWindows
set this_item to item i of theWindows
try
click button 1 of this_item
on error
my closeNotif()
end try
end repeat
end tell
end tell
end closeNotif
チャットサービス統合アプリの使用
大量チャットサービスを、アプリごとに通知設定するのは面倒です。
そこで、チャットサービス統合アプリの使用をオススメしています。
自分の場合は仕事に関するチャットサービスは「Station」で管理していて、プライベートなサービスは「Stack」で管理しています。
こうしておけば、業務時間中はStationだけ起動しておけばそこで全てのやりとりが管理できます。
業務が終わったらStationを落として、Stackを起動すればプライベートなやり取りやSNSの閲覧ができます。