Bartenderが重いときの乗り換え候補!メニューバー管理アプリまとめ

メニューバーの整理ができるアプリとして昔から有名なのがBartenderです。
しかし、少し前からアクティビティモニタを確認すると、Bartenderがメモリを大量消費していることが多々ありました。何なら暴走して、メモリ消費の一番上がBartenderになっていたこともあります。
Bartenderはアプリの特性上、常に起動しているアプリなのでメモリ消費量は気になります。
そこで、代替アプリはないか調べてみました。
今回はBartenderを含むメニューバー管理アプリについて、機能の違いと対応macOS、アップデートの状況をまとめます。
メニューバー管理アプリの比較
macOSアプリは、対応しているものはメニューバーの右側にアイコンが表示されます。
常駐系のアプリの場合は、メニューバーから環境設定を開くなんてものもあります。
インストールしているアプリ数が少なければ気になりませんが、アプリが増えてくるとメニューバーに並ぶアイコンもどんどん増えていき、溢れてしまいます。
そこで、Bartenderをはじめとするメニューバー管理アプリを使うと、使わないアイコンは非表示にしたり、別のバーにあらかじめ配置しておき、特定アイコンを押すことでバーの切り替えができたりします。
まずはアプリごとの機能と、無料・有料の区分を表にまとめました。
(料金・機能・配布状況は2026年10月時点で確認した内容です)
| アプリ | 無料・有料 | 別のバーに表示 | アイコン検索 | 自動で隠し直す | ショートカット | アイコン間隔の調整 | 条件で表示切り替え |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Bartender | 有料 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Thaw | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | △(ベータ機能) |
| Barbee | 無料/有料 | ○ | × | ○ | ○ | ○(有料) | ○ |
| Hidden Bar | 無料 | × | × | ○ | ○ | × | × |
| Barkeep | 無料 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| Ice | 無料 | ○ | ○ | ○ | ○ | △(ベータ機能) | × |
| Dozer | 無料 | × | × | ○ | ○ | × | × |
Thawの条件切り替えは、バッテリー・電源以外の条件を開発者設定から個別に有効化する方式で、バージョン2.0.1時点では一部実験的な機能です。
有料プランの料金
有料アプリと、無料版に有料機能を追加するアプリの料金は下記の通りです。
Barbeeは、ダウンロードが無料でもすべての機能を無料で使えるわけではありません(日常的に使おうとするなら、有料前提になりそうです)。
| アプリ | 有料プラン・購入方法 | 無料で試せる範囲 |
|---|---|---|
| Bartender | 買い切り/Pro年額/Mega Supporter。Setappでも提供 | 4週間の無料トライアルが可能 |
| Barbee | VIP:年額800円/買い切り2,000円 | 新規ユーザー向けに3日間無料トライアルが可能 |
ちなみにBartenderの場合は、サブスクアプリが使い放題になるSetappにもあるため、Setappを契約している人なら追加費用無しで使えます。
アップデート状況
アップデート状況についても確認しました。
あくまでこれらは執筆時点の2026年10月現在の情報です。
IceとDozerは更新されていないので、それ以外のアプリなら概ね問題なく定期的にアップデートされていそうです。
| アプリ | 最低動作要件・対象OS | 確認できたリリース |
|---|---|---|
| Bartender | 7はmacOS 27向け。6は26・15向け、5は15・14向け | 7.0.4/6.6.2(履歴ページに公開日記載なし) |
| Thaw | 2系はmacOS 26向け。3系は27向け | 安定版2.0.1:2026年9月2日 |
| Barbee | macOS 11以降 | 5.0:2026年9月10日 |
| Hidden Bar | macOS 13以降 | 1.11.1:2026年9月18日 |
| Barkeep | macOS 14以降 | 0.1.1:2026年8月31日 |
| Ice | macOS 14以降 | 安定版0.11.12:2024年10月29日 |
| Dozer | macOS 10.13以降(README記載) | 4.2.0:2020年7月13日。プレリリース扱い |
メニューバー管理アプリの不安定性
Bartenderもですが、メニューバー管理アプリはmacOSのベースとも言えるメニューバーを操作したりカスタマイズするため、動作が不安定な場合があります。
特にOSのアップデート直後のバージョンは不安定になりやすいらしく、アイコンの表示が不安定になったり、編集がまともにできなくなったりします。私のようにBartenderのメモリ消費が激しくなったという声も見かけます。
今回さまざまなアプリを調べたのも、どれか1つに絞るのではなく、選択肢をいくつか知っておくために整理しました。
もし今後使っているメニューバー管理アプリが不安定になったら、試しに別のアプリを使ってみるのも良いでしょう。
また、アプリのバージョンアップを重ねて改善される可能性もあるので、動作が不安定になったとしても、別アプリに一時退避して、しばらくしたらまた試しに使ってみても良いかもしれません。
Bartenderの代替アプリ
ここからはBartenderの代替になるメニューバー管理アプリを1つずつ紹介していきます。
Thaw
Thawは、Iceという別のアプリから派生して開発されている無料のメニューバー管理アプリです。
アイコンの表示・非表示だけでなく、別のバーへの表示、検索、配置を保存するプロファイル機能なども備えています。
設定の[レイアウト]で並び替えや、スペーサーや細かいレイアウトの設定が可能です。

他の設定項目も多く、オートメーション・トリガーなどのBartenderにも備わっている機能や、外観もかなり自由にカスタマイズできます。
「プロファイル」と呼ばれる、設定をディスプレイ構成などと結び付ける機能もあります。
MacBook単体と外部ディスプレイ使用時で、表示する項目を変えたい場合に使えます。
あとは非表示メニューを開くためのアイコンも色んな種類が用意されていますし、自分で画像を選択して設定することも可能です(私は基本的に[省略記号]しか使っていません)。

Barbee
Barbeeは、アイコンのグループ分け、自動表示・非表示、アイコン間隔の調整ができるアプリです。
App Storeからインストールでき、日本語にも対応しています。
VIPは年額800円または買い切り2,000円で、新規ユーザー向けに3日間のトライアル期間があります。
表示切り替え回数の制限解除などがVIPに含まれるため、使うなら有料前提になりそうです。
折りたたまれるような形で隠されたアイコンを表示する「ノーマルモード」と、別のメニューバーを表示する「強化モード」のどちらかを選択して使用します。

その他の機能もThaw同様に多く、ウィジェット・オートメーション・プロファイルはBarbeeにも備わっています。
2026年も複数回更新されているのでアップデート頻度は問題なさそうですが、バイブコーディングで作成したようで、細かい部分の粗や、デザイン的な部分(絵文字の感じなど)が気になります。

また、長時間使うとスクロールなどの反応が悪くなるという報告もあります。
Hidden Bar
Hidden Barは、区切りアイコンの左側に配置したアイコンをまとめて隠すアプリです。
検索や複雑な自動化より、クリックで表示・非表示を切り替えられれば十分な場合に候補になります。
長く更新が空いていましたが、2026年3月に1.10、9月に1.11.1が公開されています。
Homebrewを使って下記のコマンドでインストールできます。
brew install --cask hiddenbarmacOS 27の場合は、GitHub配布の1.11.1を使います(Mac App Store版もありますが、macOS 27ではアイコンを隠せないようです)。
ただし、macOS 27向けの実装は今後のOS更新で動かなくなる可能性があるそうです。
起動したらHidden Barのアイコンが表示されるので、メニューバーでcommandを押しながらドラッグしてアイコンの位置を入れ替えます。

ちなみに、同じアプリで複数のアイコンを持つ場合はまとめて切り替わります。
Barkeep
Barkeepは2026年8月24日に初回リリースされた比較的新しいメニューバー管理アプリです。
インストールはGitHubのReleasesからダウンロードして行います。
検索や非表示機能に加えて、隠した項目を表示するときにTouch IDやMacのパスワードで認証する機能もあり、設定画面の[Behavior]→[Use Touch ID or Mac password before reveal]をオンにすると有効になります(この機能は初めて見ました)。

新しいアプリなので、自分の環境でちゃんと動作するか確認してから使う必要がありそうです。
Bartenderを更新して使い続ける選択肢
Bartenderは、別のバーへの表示や検索だけでなく、条件に応じて項目を表示するトリガー、Widgetsなどを備えています。
単なるメニューバーの整理だけなら他アプリでも十分ですが、それ以外の機能まで備えたアプリは見当たりません。
アップデートを繰り返して
ちなみに、Bartenderは現在macOSのバージョンメジャーバージョンが一致するようになっています。
macOS 27ではBartender 7、macOS 26は6、macOS 14向けには5を案内しているため、インストールするときは注意しましょう。
更新が長く空いているアプリ
更新が長い間空いているアプリも念のため紹介しておきます。
ただ、これらはあくまで執筆時点の2026年10月の情報のため、今後アップデートされる可能性はありますし、逆に上記で紹介したアプリの更新が途絶える可能性もあります。
Ice
Iceは、別のバーへの表示や検索もできる無料アプリです。
ただ、安定版は2024年10月29日の0.11.12、最後に確認できた開発版は2025年9月16日の0.11.13-dev.2で、その後は約1年リリースが空いています。
新しいmacOSへの乗り換え候補としては、Iceから派生して更新が続くThawにするのが良さそうです。
Dozer
Dozerは、ドット状の区切りを使ってアイコンを隠す無料アプリです。
公開されている動作要件はmacOS 10.13以降ですが、最後のリリースは2020年7月の4.2.0で、GitHubではプレリリース扱いになっています。
長期間新しい配布版が出ていないため、現在のmacOSで新しく導入するなら、更新や対応OSを確認できるほかの候補から選ぶ方が良いです。
まとめ
私の場合はメモリ消費が激しすぎてBartenderからひとまずThawに切り替えている状態です。
ただ、Bartender自体はメニューバーに関連するさまざまな機能がありますし、メニューバーだけであれだけの機能を考えて実装しているのは魅力に感じます。
たまにBartenderも使ってみてメモリ消費がどうなるか確認しつつ、消費が激しいうちはとりあえずThawを使っておこうと思います。





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