WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Orbital 2と修飾キーの同時押しで、別のショートカットキーを発火させる方法

Orbital 2と修飾キーの同時押しで、別のショートカットキーを発火させる方法

ふと、「Orbital 2と修飾キーを同時押ししたら、ちゃんと同時に押したと認識されるんだろうか?」と気になったので試してみました。

結論から言うと、ちゃんと認識されました。

Orbital 2と修飾キーの同時押し

Orbital 2で試しにcommand + Sで保存が発火する設定を追加します。

Orbital 2の保存設定

この状態でIllustratorを開いて、ジョイスティックを上に倒して回すと、command + Sが発火するので、「ファイルの保存」が実行されます。

今度はキーボードでshiftを押しながらジョイスティックを回すと、command + Sshiftが追加されて、「別名で保存」が実行されました。

Illustratorの別名で保存

Orbital 2はあくまでもショートカットキーを代わりに入力しているだけなので、同時に修飾キーを入力するとそれも含めたショートカットキーが発火されるというわけです。

同時押しを応用してショートカットキーを考える

さて、ここまでは前置きです。

修飾キーの同時押しを使うことで、あらかじめOrbital 2に設定したショートカットキーに修飾キーを追加できるのが分かりましたが、キーボードの修飾キーを押すのではOrbital 2を使う意味がなくなってしまいます。

しかし修飾キーをマウスに設定できたら話が変わってきます。

自分は最近、ステアーマウスというアプリを使って、マウスの右クリックをshiftに変更しました。

ステアーマウスで右クリックをshiftに変更

マウスに修飾キーを設定しておけば、下記のように右クリックを使うかどうかでOrbital 2のアクションを切り替えられます。

発火条件内容例
Orbital 2を回すのみcommand + S
Orbital 2 + 右クリックcommand + shift + S

この手のショートカットキーはshiftを追加するかどうかで内容が切り替わるのが多いので、自分はshiftを設定しています。

まとめ

ショートカットキーの設定は少し工夫する必要が出てくるかもしれませんが、Orbital 2 + 修飾キーの組み合わせはなかなか面白いですよね。

これでデザインツールに関しては、操作はOrbital 2とマウスだけで行うようにして、テキスト入力だけキーボードを使うという使い方に一歩近づいた気がします。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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