Path Finder 8の一括名称変更で使える設定サンプルまとめ
Path Finder 8の一括名称変更は、Finderよりも高機能で、正規表現が使えたりしますし、設定を保存してあとからすぐに引っ張ってこれます。
よく使う設定はあらかじめ保存しておくのがオススメです。
今回は、自分がよく使う設定をいくつかまとめておきます。
ついついチカラ技で1つ1つファイル名を変えていってしまいがちですが、ラクできるところは怠けていきましょう。
先頭の連番の並びを変更
連番でフォルダ名を管理している人は、数字の付け直しがラクになる設定です。
正規表現の^[0-9]+
で先頭の2桁数字を消したあとに、数字列の追加で数字2桁を追加します。
使いたいときは、リストで並んでいるフォルダをドラッグアンドドロップで入れ替えると、それに合わせてフォルダ名の先頭に付けてある数字も変わります。
ただし、既に同階層に同じ名前のフォルダがある場合は実行されませんので注意が必要です。
コピーしたファイルを整形する
いくつかコピーしたファイルの名前を連番でキレイに整理したいときに使える設定です。
やっていることは「数字」「半角スペース」「copy」などの不要な文字を削除して、最後に数字列の追加をしています。
スクリーンショットを整形する
スクリーンショットを「image_◯」の形式に直したいときに使います。
正規表現で(.)
を使うと全ての文字列が選択できるので、ひとまずそれで全ての文字を削除したあとに、「image_」という文字列と数字列が入力されるようにしています。
最初に全ての文字列を使うように設定してあるので、どんな名前の画像(その他フォルダやファイル)にも使えます。
ハイフンをアンダースコアに変更
すごく単純な設定ですが、人から貰ったファイルなどは「-(ハイフン)」で区切られていることがあります。
自分の場合は区切りには「_(アンダースコア)」を使うというルールにしているので、それに合わせるためにハイフンをアンダースコアに置換する設定を作っています。
他にもスペースをアンダースコアに変えるなど、色々用意しておくと便利そうです(このレベルであれば設定保存しなくても入力して使えそうですが)。
単語の頭文字を大文字に変更
単語の頭文字を大文字に変更するサンプルです。
あまり使いませんが、できるかどうか試したくて作ったものになります。
どうやら単語と認識してくれるのが、スペースやハイフン、アンダースコアなどで区切られている場合のみみたいなので、先に頭文字を大きく整形してからアンダースコアを削除しています。
キャメルケースは用意されていないので、正規表現を使うなり別の方法が必要そうです。
正規表現が機能しなかったパターン
スネークケースからキャメルケースに変更したいと思い、正規表現で試してみたのですが、うまくいきませんでした。
検索正規表現の方には(?<=_)(.)
と入力して、「アンダースコアがある次の文字を選択」としています。
あとは置換の方で、その文字を大文字にして入力できれば作れそうなのですが、大文字に変換するための\u
が効きません($1
には検索した文字列が入る)。
確かに「置換文字列」と書かれてあるので正規表現ではなく、文字列の入力しかできないのでしょうか…
この辺り、詳しい方いれば教えていただきたいです。