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macOS CatalinaでもQuick Lookのサードパーティー製プラグインを使う方法

macOS CatalinaでもQuick Lookのサードパーティー製プラグインを使う方法

以前紹介したQuick Lookの拡張機能ですが、Catalinaからルールが変わり、従来の方法だとブロックされてしまうようになりました。

今回はCatalinaでもQuick Lookの拡張プラグインを使えるようにする方法をまとめておきます。

インストールの手順は同じ

以前紹介したHomebrew Caskを使った方法でインストールができます。
Homebrew Caskをすでにインストールしている人は、下記のコマンドでひと通りオススメのプラグインがインストールできます。

brew cask install qlimagesize qlcolorcode betterzip qlstephen scriptql quicklook-csv quicklook-json qlmarkdown provisionql webpquicklook suspicious-package qlvideo

それぞれのプラグインの詳しい説明に関しては過去の記事をご覧ください。

インストール後の許可方法

インストール自体は以前と変わらずですが、このままだとプラグインが使用されるファイルをQuick Lookで開いたタイミングで、下記のダイアログが表示されます。

Quick Lookのブロック

「”○○”の開発元を検証できないため開けません」と書いてあり、選択肢が「ゴミ箱に入れる」と「キャンセル」しかないので使えないように思えてしまいます。

しかし、ここで「キャンセル」を選択して[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]→[一般]へ移動します。

セキュリティとプライバシーの画面

「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可:」の下に「”○○”は開発元を確認できないため、使用がブロックされました。」という一文が追加されています。

この右にある「このまま許可」を押して許可します。

そしてもう1度プラグインが使用されるファイルをQuick Lookで開くと、またダイアログが表示されますが、今度は表示が変わっています。

Quick Lookプラグインの「開く」を選択

「開く」ボタンがあるので、それをクリックすれば使えるようになります。

効率的に許可するために…

上記の手順で、1つ1つのプラグインの使用を許可していく必要があります。

少し面倒ではありますが、いろんな拡張子のファイルが入っているフォルダを用意して、順にQuick Lookで開いていくとほどんとのプラグインが引っかかってくれるので、少しだけ許可していくのがラクになります。

いろんなファイルをまとめたフォルダ

このフォルダは、「規定のアプリケーション」を設定して回るときにも便利なので、Dropbox内などクラウド上に作っておいて損はありません。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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