Macの文字入力をもっと楽にする小技集
PCで作業する上で文字の入力は避けて通れません。
漢字変換に時間がかかる単語はどんどん単語登録していくべきですし、少し工夫して記号なども素早く入力できるようにしておくと日々の入力がグッと楽になります。
今回は入力が楽になる小技をいくつかまとめておきます。
辞書登録をすぐ行えるようにする
まずは辞書登録ツールをすぐ開けるようにしておきましょう。
自分はGoogle日本語入力を使用しているのですが、Keyboard Maestroというアプリを使ってcommand + shift + 7で辞書登録ツールを開くようにショートカットキーを登録しています。
Keyboard Maestroに関しては以前記事にしたことがあるので、そちらを参考にしてください。
記号の辞書登録
記号の入力をすぐ出来るようにするとかなり楽になります。例えば下のツイートは自分が以前矢印の入力を楽にする方法とカタカナに変換する方法を紹介したものです。
ちょっとした入力を楽にしよう!
1. macOSでは日本語入力モードで「z」の後に「h/j/k/l」を入力すると矢印になります
2. 自分は、先頭に「z」を入力するのが慣れないので「h/j/k/l」を変換すると矢印になるように辞書登録しています
3. カタカナに変換したい時はControl + 「i」でOK pic.twitter.com/1K3Gp3iZF3— サイトウ マサカズ (@31mskz10) 2019年1月4日
macOSに限らずWindowsでも出来るようです(おそらくIMEに依存していると思います)が、先頭にzを押す習慣がないため、単純にh j k lを変換すると矢印になるように辞書登録しています。
他にも記号をすぐに変換して入力できるように辞書登録しています。
読み | 単語 | 備考 |
---|---|---|
h | ← | |
j | ↓ | |
k | ↑ | |
l | → | |
「「 | 『 | かっこ2つで二重かぎかっこに変換 |
」」 | 』 | 上記の綴じかっこ版 |
(( | [ | 丸かっこ2つで四角かっこに変換 |
)) | ] | 上記の綴じかっこ版 |
れc | ■ | rectangleの略 |
れc | □ | rectangleの略 |
えっl | ● | ellipseの略 |
えっl | ○ | ellipseの略 |
ぢあ | ◆ | diamondの略 |
ぢあ | ◇ | diamondの略 |
str | ★ | starの略 |
str | ☆ | starの略 |
x | ※ | xと米印の形が似ているから |
1; | (1) | リストを作る時などに使う(1〜9まで登録) |
1;; | 【1】 | リストを作る時などに使う(1〜9まで登録) |
これを登録して使うようにするとかなり楽になります。
「z」との組み合わせ
先程のツイートにも出てきましたが、zキーと何かを組み合わせることで記号を素早く出せます。
できればこれも覚えておくと楽になるかもしれません(自分はあまり使っていませんが)。
ちなみに、かな入力モードでないと変換されないのでご注意ください。
組み合わせ | 変換 |
---|---|
z + h | ← |
z + j | ↓ |
z + k | ↑ |
z + l | → |
z + 「 | 『 |
z + 」 | 』 |
z + ー | 〜 |
z + 。 | … |
z + 、 | ‥ |
変換系
カタカナ変換でF7を押すのは有名ですが、そんな端っこのキーを押さなくてもcontrol + iでカタカナに変換できます。こちらの方がホームポジションを崩さなくてよいので便利です。
キーボードショートカット | 変換内容 |
---|---|
control + u | ひらがなに変換 |
control + i | カタカナに変換 |
control + o | 半角カタカナに変換 |
control + p | ローマ字(全角)に変換 |
英数を2回押し | ローマ字(半角)に変換 |
かなを2回押し | 再変換(Enterで確定したあと) |
同音異義語の変換ミスをしてしまった時などにかなを2回押しするのはかなり使えます。わざわざ消してもう一度入力して変換するのは面倒なので覚えていて損はありません。
実際に使っている様子が下のGifになります。