WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Transmit 5のPanic Syncでサーバー情報が同期されないときの対処法

Transmit 5のPanic Syncでサーバー情報が同期されないときの対処法

TransmitにはPanic Syncという機能があり、Panicアカウントを作成・ログインしておくだけで、同じアカウントでログインしている全てのMacで同じ環境にしてくれます。

複数Macを持っている人はもちろん、万が一Macが壊れても、別のMacからPanicアカウントにログインすればサーバー情報はすぐにアクセスできるので便利です。

ただ、最近サブのMacBook Proからログインしたときに、うまく同期されず困りました。
今回はそのときに試したことをまとめておきます。

1. Transmit・Macの再起動

同じ現象で悩んでいる人がいて、その人はMacを再起動すると治ったそうなので、まずはTransmitを再起動して、治らなかったのでMacを再起動してみました。

しかしこれでも同期はされませんでした。

2. 同期をリセット

Transmitの[環境設定]→[同期]でoptionを押すと「今すぐ同期」ボタンが「同期をリセット」に切り替わります。

同期のリセット方法

「同期をリセット」ボタンをクリックすると「本当にデータをリセットしますか?」と表示が出てくるので、アクションを「この Mac 上の Transmist のデータを置き換える」にして「OK」をクリックします。
(他の選択肢をクリックすると、Panic Sync上に既に上がっているデータが書き換わってしまうので注意してください)

Transmitの同期データのリセット

これで、現在Panic Sync上に上がっているデータが、現状のMacのTransmitに上書きされるはずなのです。

しかしこの方法でも特に効果はありませんでした。

3. Panic Syncページからサインアウトする

1度Transmitを終了して、Panic Syncのウェブページの方へログインします。

ログインしたらサイドバーの[Clients]をクリックして、同期されないデバイスを選択して「Delete」をクリックします。

サイトからデバイスを削除

これでTransmitを起動すると、サインアウトされたとのアラートが表示され、再度サインインウインドウが開きます。

「この Mac との初めての同期です。」と表示されるので、アクションで「この Mac 上の Transmit のデータを置き換える」を選択して「続ける」をクリックします。

Transmitの同期

これでサインインが完了すると、無事同期されました。

まとめ

とりあえずアプリを再起動してみて、それでもダメな場合はウェブページの方からサインアウトして、サインインし直すとうまくいきそうです。

Transmitアプリの[環境設定]→[同期]だと何度サインアウト・サインインを繰り返してもうまくいかなかったので、同じ現象の人はウェブページの方を試してみてください。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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