Visual Studio Codeでショートカットキーを変更する方法
Visual Studio Codeでは「選択行の複製」がshift + option + ↓(下に複製)shift + option ↑(上に複製)に設定されています。
他のAtomやSublimeTextなどのテキストエディタではcommand + shift + D(duplicateの頭文字)が一般的です。
というわけで、ショートカットキーを設定し直してみました。
ショートカットキーの変更方法
ショートカットキーの変更は専用の画面で行うので、まずはその画面に移動します。
まずはcommand + shift + Pでコマンドパレットを表示、「shortcuts」で検索して「基本設定: キーボードショートカットを開く」を選択します。
キーボードショートカットを編集するためのページが出てくるので、ここで「行を下へコピー」で検索して変更が可能です。
少しだけであればここで1つ1つ設定していってもいいのですが、後から他のPCでも同じ設定を反映させたい場合や、ネット上にある設定をすぐ反映させるためには別の方法が必要です。
検索ボックスのすぐ下にある「高度なカスタマイズを行うには、次を開いて編集: keybindings.json」というメッセージをクリックします。
すると「規定のキーバインド(左)」と「keybindings.json(右)」の2つのファイルが開きます。
左がデフォルトのショートカットキーの設定で、それを右の方で上書きしていきます。
キー | 値 |
---|---|
key | 設定したいショートカットキーを入力 |
command | 設定したい内容を入力 (キーボードショートカットファイルで右クリックして「コピー コマンド」でコピー可能) |
when | キーボードショートカットファイルの「いつ」の部分 |
この方法で設定して、ファイルをバックアップしておけば、PCの移行をする時にもすぐにショートカットキーの移行が完了しますし、ネット上に出回っている設定をすぐ反映する事ができます。
ちなみに今回の設定は下記のコードを貼り付ければ設定できます。
keybindings.json
[
{
"key": "cmd+shift+d",
"command": "editor.action.copyLinesDownAction",
"when": "editorTextFocus"
}
]
Visual Studio Codeはショートカットキーの複数押し(〇〇を押した後に〇〇を押す)にも対応しているので、使いやすいように色々設定ができそうです。