単語登録はルールをキッチリ決めるよりも、とにかく登録・改善を繰り返した方が良さそう
自分は製品名やサービス名、その他よく使う言葉をすぐ変換できるように単語登録しています。
製品名・サービス名は、すばやく変換できるように単語登録してます。 pic.twitter.com/lYtYEWG7lg
— サイトウ マサカズ (@31mskz10) 2019年5月16日
これに対して「何か変換する時のルールって決めてる?」と聞かれました。
読みと単語が一致しないもの(めーる → mail@example.com)の場合は最後に「あ」を付けるようにするのはルールとして決めています(めーるあ → mail@example.com)が、一致するものに関しては特に決めていません。
また、記号などに関してはちょっとした変換の小技みたいなものはありますが、ルールとは言えそうにありません。
読みと単語が一致する場合にルールは必要なのか?
自分が単語登録する目的は下記の3つです。
- ラクに単語を入力したい
- 素早く入力したい
- 正式な表記で入力したい
これらを成立させるためには、単語登録で言う「読み」の部分を短くする必要があります(例:wp → WordPress)。
もし仮にルールをガチガチに決めてしまうと「読み」の部分が長くなってしまう可能性がありますし、単語登録は大量にしていくものなので、例外も生まれてしまいます。
また、変換する時にいちいちルールに沿って思い出すのも面倒です。
だから自分の場合は「自分ならこれで登録してるだろう」と思った読みで変換し、変換されればOK・変換されなければ登録を繰り返しています。
この「変換されなければ登録」をとにかく行うのが重要で、最終的な目標は「自分が思った読みで変換すれば、思い通りに変換される」ことです。
読みが被った時にはどうする?
例えば、「Sublime Text」と「SourceTree」は何となく「st」で単語登録してしまいますよね。
こうなってしまった場合、取れる選択肢はいくつかあります
- 2つとも登録して、変換時に選ぶようにする
- よく使う方の単語を残し、片方を別の読みに変更する
- 両方とも変更し、区別できる文字を追加する
- Sublime Text:えst(EditorのSublime Textの略)
- SourceTree:gst(GitクライアントのSourceTreeの略)
いまのところ、自分は1つ目の「2つとも登録して、変換時に選ぶようにする」を採用しています。
よく使う単語なら、別の登録を追加するのも1つの手です。
自分の場合は単純に「さぶらいむてきすと」「そーすつりー」でも単語登録を行っているので、誤変換したくないのであれば、そっちでも変換できます。
入力スピードは落ちますが目的である「正式な表記で入力したい」は達成できます。
まとめ
結局、単語登録はしているだけでは意味がなくて、使って初めてその価値が発揮されます。
そのためには、ルールをキッチリ決めてしまうことよりも、とにかく登録として使って改善を繰り返した方が良さそうです。