WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

ATOKの「連想変換」で似た意味の別表現に変換して自分の文章に磨きをかける

ATOKには「連想変換」という機能があり、同じ意味を持つ別の表現に変換してくれます。

例えば「ありがとう」の場合は下記のような大量の変換候補が表示されます。

  • ありがとうございます
  • お世話になります
  • お手数をおかけしました
  • お礼の言葉もありません
  • ありがたく頂戴いたします
  • 恐れ多いことに存じます
  • 感謝の気持ちで胸がいっぱいです
  • 感謝の涙にかきくれております

他にも、似たニュアンスの英文に変換もできます。

  • Thank you.Thank you very much.
  • I cant thank you enough.
  • I cannot thank you enough.
  • I have no words to express my appreciation.
  • I have no words to express my gratitude.

「ありがとう」で変換しただけで300を超える表現が表示されます。
日常の文章入力中は忘れていて使えてなかったりしますが、自分の表現の幅を広げるために、たまに見てみると面白かったりします。

連想変換の使い方

ATOKキー配列を設定している場合は、変換時にcontrol + Aで連想変換になります。

「ありがとう」で連想変換

連想変換ダイアログが表示されたら、control + 矢印で上下の選択ができます(だけだと部分確定になってしまうので注意が必要)。

連想変換の選択を矢印だけでできるようにする

変換候補の選択がデフォルトだとcontrol + 矢印またはoption + 矢印で、を単体入力すると確定になってしまいます(は問題なく選択に使える)。
できるだけシンプルにしたいですし、でも選択できるように設定しておくのをオススメします。

「キー・ローマ字カスタマイザ」の「キー設定…」を開いて「変換/次候補」の行を選択して左下の「+」アイコンをクリックします。

キーの追加設定

すると「”部分確定” に新しい行のキ一を追加します。」と書かれたキーを追加するダイアログが表示されるので、を入力します。

「"部分確定" に新しい行のキ一を追加します。」

あとは「反映する状態」で「次候補表示中」以外のチェックを外して追加します。

このとき「部分確定」とキーがかぶっているため、更新するか聞かれますが「更新」を選択します。

「部分確定」とキーが被っているのを解消

あとは「OK」を押して設定を保存すればOKです。

これで連想変換の候補選択時にが使えるようになりました。

↓が変換候補選択に追加された状態

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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