ATOKの文字パレットの「漢字検索」で特定の漢字を探し出す方法
この記事の要約
- control + shift + Dで文字パレットを起動
- 部首や画数などの漢字の情報から絞り込みができる
- 画像の中の漢字を探すときに便利
「この漢字なんて読むか分からない…」
通常のテキストであればコピーしてググったりすれば一発で済みますが、面倒なのは「画像内のテキスト」や「アウトライン化されているテキスト」などコピーができない場合です。
そもそもそんなことが発生するのが問題なのですが、そのような見た目の特徴から漢字を探さないといけないときに使えるのがATOKの文字パレットです。
文字パレットの起動
[入力ソース]→[文字パレット(control + shift + D)]で文字パレットは起動できます(起動に時間がかかるときがあります)。
このパレットに必要な情報を入力して検索します。
文字パレットで漢字の絞り込み
漢字を絞り込むときは、下記の3つの内容を入力して絞り込みます。
項目 | 内容 |
---|---|
部首 | 部首の選択 |
読み | 漢字の読み。分からない場合が多いのでここは基本空白 |
画数 | なんとなくの画数を設定。 |
部首に関しては「部首設定」を選択すると、部首設定パレットが開いて、そこから選択します。
1番下の「位置」を指定すると、部首のある位置の選択もできます。
探している漢字が変わっていて、なおかつ1回検索しても候補が多すぎた場合はここで絞り込むと候補が絞り込めそうです。
部首を見つけたら「選択」で設定していけます(複数指定可能)。
ひととおりの設定ができたら「検索」で漢字を検索します。
絞り込めた漢字から目的のものを探す
「検索」を押すと候補の漢字が大量に出てきます。
グレーで四角い表示になっている部分は、フォントが対応していないので別のフォントに切り替えると見えるときがあります。
ちなみに漢字をダブルクリックするか、選択した状態で「確定」を押すと漢字の貼り付けができます。
貼り付けしたあとはそれをコピーして、ググったり使ったりできます。
ややこしい漢字を探すときにサクッと検索できるので、あれこれ読み方を推測して調べたり、部首からなんとなく検索したりするより良さそうです。
あまり発生してほしくない状況ですが、せっかくATOKを利用しているのであれば、覚えておいても損はありませんね。