DeepLで「インターネット接続に問題があります」と表示されて翻訳できないときに確認すること
この記事の要約
- 原因はChrome拡張機能の「Cross Domain – CORS」
- 他にもChrome拡張機能が影響する場合があるので、キャッシュクリアやネット再接続をしても改善しない場合は、拡張機能を1つずつオフにしてみましょう
最近は翻訳ツールにDeepLを使っています。
DeepLはMacアプリもありますが、自分の場合間違えて発火してしまうことが多かったのと、翻訳系はGoogle翻訳の頃からAlfredを使うのが慣れているので、AlfredのWorkflowやCustom Web Search機能から使うようにします。
そうなると、必然的にブラウザでDeepLを開くことになるのですが、少し前に「インターネット接続に問題があります。DeepL翻訳の機能が一部制限される場合があります。」と表示され、翻訳されないときがありました。
今回はそんな場合の対処法です。
症状
DeepLのヘッダー下に赤背景の「インターネット接続に問題があります。DeepL翻訳の機能が一部制限される場合があります。」というメッセージが表示され、テキストを入力しても変換されない状態でした。
(正確には変換中のような表示がずっと続く)
試したこと
ブラウザのキャッシュクリア
- 別のブラウザだと正常に機能する
- 別のプロファイルだと正常に機能する
- シークレットモードだと正常に機能する
上記のように、自分がメインで使っているGoogle Chromeのメインプロファイルでのみ発生していたので、おそらくキャッシュの問題だろうと思い、キャッシュをクリアしました。
キャッシュはGoogle Chromeの[環境設定]の「プライバシーとセキュリティ」にある[閲覧履歴データの削除]から削除できます。
しかし、削除しても変化はありませんでした。
インターネットの再接続
念のため、インターネット接続に問題があると書かれてあったので、インターネットの再接続を行いました。
これも特に効果はなく、変化ありませんでした。
Chrome拡張機能をオフにしていく
他のブラウザやプロファイルとの違いとして、Chrome拡張機能があったので、拡張機能を1つずつオフにしていきました。
最終的に「Cross Domain – CORS」という、テスト環境で使用するクロスドメインエラーを解消するためのChrome拡張機能が原因でした。
クロスドメインエラーを解消するための機能なので、インターネット接続に問題があると言われたのもなんとなく納得です。
ただ、他の翻訳サイトでは影響していなかったので、DeepLではなぜ影響するのか気になりましたが、ひとまず解決です。
今回のようにChrome拡張機能がページに影響して表示されないこともあるので、気をつけるようにしましょう。