「EvernoteSpotlightは、キーチェーン内の”Evernote”に保存されている機密情報を使用しようとしています」というダイアログボックスを非表示にする方法
最近、「EvernoteSpotlightは、キーチェーン内の”Evernote”に保存されている機密情報を使用しようとしています」がちょくちょく表示されるようになりました。
毎回パスワードを入力して「常に許可」を押しているのですが、何度も表示されてしまいます。
作業中に前触れもなく突然ダイアログボックスが出てくるとびっくりしますし、自動化のマクロがうまく動作しない原因にもなるので、なんとか解決したいです。
対処1(効果なし):フルディスクアクセスをオンにする
まずはじめに、フルディスクアクセスがオンになっていないのが原因かな?と思いました。
[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]→[フルディスクアクセス]を開いて、下の「鍵アイコン」をクリックします。
あとは「+」ボタンを押してEvernoteを選択。
ただ、変わらずダイアログは表示されてしまいました。
対処2(効果なし?):アクセス制御を許可にする
キーチェーンで「ログイン」を開いて、分類は「パスワード」を選択します。
「Evernote」というログイン項目が見つかるので、これをダブルクリックします。
タブを「アクセス制御」に切り替えて「アクセスを許可する前に確認」になっているのを「この項目の仕様をすべてのアプリケーションに許可」に切り替えて変更を保存します。
この方法で解決できそうだと思ったのですが、しばらく経つと「アクセスを許可する前に確認」にラジオボタンが変わっていて、またダイアログが表示されてしまいます。
対処3(効果あり):ターミナルのコマンドで解決
ここにきて同じ症状をEvernoteのフォーラムで見つけました。
どうやら下記のコマンドをターミナルで実行すると解決するようです。
$codesign -vvvv /Applications/Evernote.app
コマンド実行後に、最後の2行が下記になっていれば成功のようです。
/Applications/Evernote.app: valid on disk
/Applications/Evernote.app: satisfies its Designated Requirement
今のところ、このコマンドを実行してからダイアログは表示されなくなったので、この方法で解決されたようです。