時間に合わせてディスプレイの色温度を調節してくれるアプリ「f.lux」の導入方法
パソコンを使う仕事をしていると、最低でも1日の3分の1はディスプレイを見ていることになります。
そこで気になるのが、目に悪影響があると言われている「ブルーライト」。
- 体内時計が乱れて睡眠に影響する
- 目の網膜へダメージを与える
こうした影響を抑えるために、ディスプレイのブルーライトを軽減する「f.lux」というアプリを使うようにしています。
f.luxのインストール
f.luxの公式サイトから「Download f.lux」からインストーラがダウンロードできます。
ちなみにf.luxの読み方は「flux(流れ)」と同じ発音の「フラックス」でいいそうです。
How do you guys say “f.lux”?
We say “flux.”
f.lux: F.A.Q.
f.luxの設定
メニューバーの[Preferences]からf.luxの環境設定を開きます。
最低限しておくべき設定として、下記2点は設定しておきます。
項目 | 内容 |
---|---|
Location | 住んでいる場所(Japanに設定) |
Start f.lux at login | Mac起動時にf.luxを起動するかどうか |
色の設定
「Daytime(日中)」「Sunset(夕方)」「Bedtime(夜)」それぞれの時間帯での色温度を、調節バーを左右に移動して設定します。
ちなみに起きる時間は「is when I wake up.」の部分で調整ができます。
この辺の設定がよく分からない人は、とりあえずデフォルトの設定で問題なさそうですし、右上の「Recommended colors」から、別のプリセットを開くことも可能です。
メニューバーの設定
f.luxはメニューアイコンからちょっとした操作や設定ができます。
Options
「Options」ではf.luxの細かい設定ができます。
項目 | 内容 |
---|---|
Fast transitions | チェック時:色温度変更時に20秒かけて変化するようになります 未チェック時:色温度変更時に1時間かけて徐々に変化するようになります |
Sleep in on weekends | 金曜日と土曜日の夜は色温度高めで、朝は色温度低めになります |
Expanded daytime settings | Daytimeの色温度を低めに設定する(1900Kまでになる) |
Dim on disable | f.luxを一時無効にするとき、緩やかにフェードアウトするようになる |
Notifications from f.lux website | f.luxの公式サイトからの通知を受け取る |
Backwards alarm clock | 遅くまで作業をしている場合はアラートを表示する |
Color Effects
「Color Effects」ではf.luxの色に関する設定ができます。
特に「OS X Dark theme at sunset」は地味に便利なので、オンにしておくのをオススメします。
項目 | 内容 |
---|---|
Darkroom | 画面の色を反転させます |
Movie mode | モニター内の強い色を避けた状態を2.5時間持続させます |
OS X Dark theme at sunset | 日没時にダークモードに自動的に切り替わります |
Disable
「Disable」では、f.luxを無効にしたいタイミングやアプリを設定できます。
項目 | 内容 |
---|---|
for an hour | 1時間f.luxを無効にします |
until sunrise | 日の出までf.luxを無効にします |
for full-screen apps | フルスクリーン時に無効にします |
for 〇〇(アプリ名) | いま開いているアプリを開いている時、無効にします |