WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Google日本語入力のRomaji tableを設定して、ローマ字入力する感覚で絵文字を表示させる方法

Google日本語入力で絵文字の入力を楽にする

絵文字を入力する代表的な方法は、下記の3つが挙げられます。

  • 絵文字の名前で変換する(例:「さむずあっぷ」で変換した場合「👍」)
  • 文字ビューアから入力する
  • 辞書登録しておく

今回は4つ目めの選択肢として、Google日本語入力のRomaji tableに設定を追加して、ローマ字入力する感覚で絵文字を入力できるようにしたいと思います。

Romaji tableとはなにか?

Google日本語入力のRomaji tableとは、ローマ字入力の設定ができる場所です。

例えばかな入力で「z」「y」「お」を入力すると、「じょ」に変換されますよね。そういった設定が記述されている場所です。
中にはローマ字とは関係のない設定も入っていて、以前紹介した「z」の後に特定の文字列を入力すると記号に変換されるような設定も、そこに記述されています。

Romaji table editor

Romaji tableに絵文字を設定する

Romaji tableの設定するには、まずGoogle日本語入力の[環境設定…]から環境設定を開きます。

Google日本語入力の環境設定を開く

[General]にある「Romaji table」の「Customize…」をクリックします。

Romaji tableを開く

これでRomaji tableを編集するウインドウが開くので、下にある「Edit」から「New entry」をクリックします。

Romaji tableに新規追加する

あとは「Input」に入力するキーボード、「Output」に変換する文字列を入力してあげればOKです。

今回はの場合は「zg」を入力すると「👍」が入力されるように設定してみましょう(goodの頭文字)。

Romaji tableの設定

入力したら「OK」を押して環境設定画面の「Apply」を押せば設定完了です。
試しに「zg」を入力すると「👍」が入力されるはずです。

注意として、あまり色々設定しすぎると、普通に入力したいときに別の文字に変換されてしまいます。
設定し過ぎはよくないですが、よく使う絵文字(もしくは記号)を設定しておけばスムーズに入力ができます。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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