Google検索で使えるパラメータ一覧とその活用方法
Keyboard MaestroやAlfredなどのサードパーティーアプリを使って、Google検索を少し便利にしたいとき、URLパラメータにどんなものがあって、どんな役割をしているのか知っているとうまく利用できます。
基本のパラメータ
まず、下記のGoogleのURLのあとの「search?」が基本の形で、このあとにパラメータが続きます。
「q」が検索キーワードを指すパラメータなので、キーワードを入力してURLを開くと、実際に「q」で指定したキーワードで絞り込まれた検索結果画面が表示されます。
https://www.google.co.jp/search?q=検索キーワード
さらにこの後ろに「&」で区切ってパラメータを追加していくことで、細かい絞り込みができます。
パラメータ | 内容 | 備考 |
---|---|---|
q | 検索キーワード | and指定の場合は「+」で区切る 除外キーワードは「-」をつける |
tbm | 検索タブ (tab menuの略) | 検索タブを下記の中から選択する
|
hl | 表示言語 | 表示言語を言語コードで指定する 主に下記の日本語か英語のどちらかを使用
|
lr | 検索言語 | 検索言語を「lang_」のあとに言語コードで指定する 主に下記の日本語か英語のどちらかを使用
|
num | 1ページあたりの 結果表示数 | 数字を入力して、1ページあたりの検索結果の数を指定する 「100」が最大 |
safe | セーフサーチのレベル | 下記3つの中からセーフサーチのレベルを指定する
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filter | 類似ページを フィルタリング | 類似ページをフィルタリングするかどうか指定する
|
pws | パーソナライズ | パーソナライズするかどうか指定する
|
サイト内検索機能で利用
Google Chromeには「サイト内検索」機能があり、特定サイトを登録してアドレスバーからすぐに検索できます。
ここにパラメータを追加した状態のGoogle検索URLを登録しておくことで、例えば英語に絞り込んでの検索をすぐに行えます。
Google Chromeの[設定]→[検索エンジン]→[検索エンジンとサイト内検索を管理する]で「サイト内検索」の「追加」ボタンをクリックします。
あとは検索キーワード部分を「%s」に置き換えて設定を追加するだけです。
https://www.google.co.jp/search?q=%s&lr=lang_en
サードパーティ製アプリで利用
Keyboard Maestro
例えば、Keyboard Maestroを使って「クリップボードにコピーしたテキストでGoogle英語検索をするマクロ」が作れます(Keyboard Maestroに関しては過去に記事にしているので、そちらをご覧ください)。
やっていることは「New Google Chrome Tab」アクションでURLを指定するだけで、そのURLが開きます。
検索キーワード部分は「%SystemClipboard%
」とすればクリップボードの内容が入るので、これでコピーしたテキストが反映されたURLが開きます。
Alfred
Alfredの「カスタム検索(Web Search)」機能を使うと、Google Chromeの「サイト内検索」と同じことがAlfredでできます。
機能の詳細な説明は過去に記事にしているので、そちらをご覧ください。
Alfredの場合は検索キーワード部分は「{query}」とすれば、入力した内容が反映されます(設定が面倒な方はこちらのリンクからすぐに追加できます)。
これでAlfredを起動して、「ggen」と入力したあとにキーワードを入力すると英語検索がすぐにできます。