Hazelを使って、最近使用していないアプリケーションやフォルダにラベルを貼って可視化する
この記事の要約
- Hazelを使って「Date Last Opened」で最後に開いた日、または「Date Last Modified」で最後に変更した日でフィルタをかける
- 「Set color label」でラベルを付けられるので、使ってないアプリやフォルダにラベルを付けて一気に見れるようにする
- Hazelに関しての詳細は過去記事をご覧ください
毎日のようにMacを使っていると、どんどんアプリケーションやフォルダを追加していったまま放置して、いつの間にか容量を圧迫してしまっていたりします。
使っていないものはできれば削除してしまうか、Dropbox上にアップしてしまってローカルとは同期しないようにするかしておきたいもの。
ただ、どれが長い期間使っていないアプリやフォルダなのかをもっと分かりやすく見れないか考えたところ、Hazelを使った方法を思いつきました。
Hazelで最近使用していないアプリケーションにラベルを付ける
Hazelの「アプリケーション」フォルダで、新規ルールを追加します。
条件は「Kind」「is」で「Application」を指定するのと、「Date Last Opened」「is not in the last」で好きな時間を指定します。
これで「最後に開いた日」が特定以上のアプリケーションに対して処理を実行できます。
あとは「Set color label」で好きなラベルの色を設定すればOKです(今回はグレーにしておきます)。
ちなみに大量の項目に影響するルールを作成しようとすると、Hazelが重くなって応答なしの状態になりますが、少し放置しておくと動くようになります。
使用したタイミングでラベルは外す
いまのままでは、1度ラベルが付いてしまったアプリケーションは、そのあと使用したとしてもラベルが付いたままになってしまいます。
そのため、今度は最近使用したアプリケーションからラベルを外すルールを追加します。
設定は先ほどのルールとほとんど同じで、「Date Last Opened」の「is not in the last」を「is in the last」に変更します。
また、「Set color label」でバツ印のアイコンを選択して未選択の状態にしておきます。
これで最近使ったアプリケーションからはラベルが外れるようになりました。
フォルダにもラベルを付ける
フォルダに同じようにラベルを付けたい場合は、「Kind」「is」で「Folder」を指定するのと、「最後に開いた日」ではなく「変更日」でチェックしたいので「Date Last Modified」「is not in the last」で期間を指定します。
使い方
ラベルの絞り込みでグレーのラベルを指定すると、最近使っていないフォルダやアプリケーションが並ぶので、その中で必要かどうか選択して整理していきます。
いろんなフォルダを見に行く必要がなくなって一カ所に集まってくれますし、ラベルが付いているので最近使っていないことが視覚的に分かりやすくなりますね。