WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Hazelで「ゴミ箱」の中身を空にする作業を自動化してしまう

Hazelで「ゴミ箱」の中身を空にする作業を自動化してしまう

毎日作業をしていると、結構な数ファイルを削除します。

ただ、削除したファイルは完全には消えずに「ゴミ箱」の中に残っています。
完全に削除するためにはゴミ箱を開いて「空にする」というボタンを押す必要があります。

このゴミ箱の中身を空にするのは地味に面倒で、放置してしまいがちです。

今回はHazelを使って、この「ゴミ箱」の中身を空にする作業を自動化する方法についてです。

Hazelに関しては過去に記事にしているので、そちらも参考にしてください。

HazelのTrash設定

[システム環境設定]→[Hazel]→[Trash]を選択すると、ゴミ箱用の設定画面が表示されます。
ここでゴミ箱に関しての設定が可能です。

とりあえず「Delete files sitting in the Trash for more than」にチェックを入れれば、とりあえず定期的にゴミ箱を空にしてくれます。

HazelのTrashタブ

その他細かい設定項目に関しては、下記表を参考にしてください。

項目内容
Delete files sitting in the Trash for more than チェックを入れると、ゴミ箱にあるファイルを定期的に削除するようになります。
削除する間隔は、数字と単位を設定して指定します。
単位に関しては「Hour・Day・Week・Month・Year」の中から選択します。
Keep Trash size under チェックを入れると、指定した容量を超えるまで自動で削除しないようになります。
容量の単位に関しては「MB・GB・% of disk capacity」で、
最後の「% of disk capacity」はMacのディスク容量の何%を超えたらか記述します。
Oversized files should be: ファイルサイズが大きすぎるファイルは、ファイル容量の計算時に省かれるのですが、
そのファイルサイズが大きすぎるファイルの処理をどうするか設定します。

  • left as is:残しておく
  • deleted immediately:削除する
Delete files ファイル削除時の削除方法に関しての設定です。

  • normally:普通に削除
  • securely (shred):安全に削除

ここの違いは自分自身、あまり理解していません。
おそらく「securely」の方はファイルの痕跡を残さず完全に削除することだと思います。

Enable App Sweep チェックを入れると、App Sweep(アプリスイープ機能)を有効にします。
App Sweepというのは、アプリケーションが削除されるタイミングで、
アプリケーションのサポートファイルも一緒に削除するかどうか提案する機能のことです。
Enable multi-user sweep チェックを入れると、multi-user sweep(マルチユーザースイープ機能)を有効にします。
multi-user sweepというのは、ログインのタイミングで、
Mac上の他Hazelユーザーに削除されたアプリケーションのサポートファイルも
一緒に削除するか提案してくれる機能のことです。

自分の最終的な設定内容は下記のようになりました。

Trashの最終的な設定内容

これでとりあえず、1ヶ月に1回自動的にゴミ箱を空にしてくれるので、今後はゴミ箱に関して何も気にしなくて済みますね。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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