Illustratorで画像内の複数箇所を切り抜いて書き出す方法
以前書いたPath Finderのツールバーの記事で、1枚のスクショから44箇所の画像を書き出す必要がありました。
1つ1つファイルを作ってマスクして書き出しを行うのは手間ですし、アートボードツールを使うのは位置やサイズの調整がしにくいので避けたいです。
そこで下記のようなアプローチで画像の書き出しを行いました。
- 長方形ツールで書き出したい部分を長方形で囲っていく
- 長方形を選択して[アートボードに変換]
- 各アートボードを書き出す
長方形ツールで切り抜きたい位置の指定
まずは切り抜きたい位置に、長方形ツールを使って切り抜きたい位置を囲っていきます。
この時、長方形の色や太さは関係ないので、自分が作業しやすい色で囲んでいきます。
長方形をアートボードに変換
囲い終わったら、長方形を全て選択して、アートボードパネルの右上にあるメニューアイコンをクリック→[アートボードに変換]を選択します。
これで選択した長方形が全てアートボードに変わります。
アートボードの書き出し
[ファイル]→[書き出し]→[スクリーン用に書き出し]から書き出したいアートボードを選択して書き出せば完了です。
1番の肝は、「アートボードツール」を使わず「長方形ツールで長方形を作って調節した後にアートボードに変換した」ことです。
長方形ならアートボードツールに比べて操作もしやすいですし、色や線幅を好きなようにできます。