macOS Catalinaになってから追加されたシステム環境設定の「Apple ID」にある項目
※2020年1月現在、筆者はサブのMacBook ProでCatalinaの動作を確認している状態です。業務で使うメインのMacBook ProはまだMojaveで様子見をしています。あくまでも業務で使うマシンのアップデートは注意して行うようにしましょう
macOS Catalinaではシステム環境設定のレイアウトや項目が大幅に変わりました。
今回はその中で、1番上の項目に追加された「Apple ID」について詳しく見ていきます。
ちなみに、サインインしていない状態だと「サインイン」のボタンが出てきて、している状態だと「Apple ID」と「ファミリー共有」の項目が出てきます。
Apple IDは何を設定する場所?
Apple IDでは、その名の通りMacにログインしているApple IDの設定や同期しているApple製品の情報が表示されます。
- Apple IDに設定されてある「名前」「電話」「メール」の情報閲覧と編集
- Apple IDのパスワード設定
- Apple IDの支払い情報
Apple IDってパスワードやメールアドレスを変更しようと思っても、いろいろ手続きが面倒なイメージがあったり、そもそもどこから設定を変更できるのか分かりにくくて後回しにしていたので、システム環境設定の中に項目を追加したのはアリだと思っています。
iCloudの設定
macOS Mojave以前はシステム環境設定に「iCloud」項目があったのですが、Catalinaからはその項目が消えて、Apple IDの中の設定項目として吸収されました。
いままでのシステム環境設定に慣れていると、どこで設定できるか迷ってしまうので、覚えておきましょう。
メディアと購入の設定
「メディアと購入」の設定を見逃している人が多そうですが、ここでははApp Storeでアプリをダウンロードするときに、パスワードを要求するかどうかの設定ができます。
購入するときは合った方が絶対良いのですが、無料ダウンロードのときは入力が面倒なので「要求しない」に設定しておくのが良さそうです。