macOSのシステム環境設定「Dock」の設定見直し
今回はシステム環境設定の「Dock」について見直します。
Dockの設定
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
サイズ | Dock自体のサイズ | |
拡大 | カーソルが載った範囲が拡大して表示されるようになる | |
画面上の位置 | 「左」「下」「右」の中からDockを表示しておく位置を選択 | |
ウインドウをしまうときのエフェクト | 「ジニーエフェクト」か「スケールエフェクト」から選択 | |
書類を開くときはタブで開く | 書類を開くときにタブで開くかどうかを「常に」「フルスクリーン時のみ」「手動」の 中から選択する | ウインドウを散らかしたくないので、 「常に」がオススメ |
ウインドウバーのダブルクリックで○○ | ウインドウバーをダブルクリックしたときの挙動を「しまう」「拡大/縮小」から選択する | |
ウインドウをアプリケーションアイコンにしまう | 起動中のアプリケーションをアニメーションで表示 | |
Dockを自動的に表示/非表示 | チェックを入れると、普段はDockが隠れていて、 マウスを近づけると表示される挙動に変わる | |
起動済みのアプリケーションに インジケータを表示 | 起動済みのアプリケーションのアイコン下に点が表示されるようになる | |
最近使ったアプリケーションをDockに表示 | Dockに区切り線が表示され、 最近使ったアプリケーションをいくつか表示するようになる |
「書類を開くときはタブで開く」はDockからの操作以外にも関係する設定ですが、見逃してしまっている人が多そうな印象です。
ちゃんと設定しておきましょう。
Dockを擬似的に非表示にする
ターミナルで下記のコマンドを実行すると、Dockが表示されるまでの時間が10秒になり、擬似的ではありますがDockを非表示にできます。
$ defaults write com.apple.Dock autohide-delay -float 10; killall Dock
元に戻したい場合は下記のコマンドを実行します。
$defaults write com.apple.Dock autohide-delay; killall Dock
Dockを非表示にする理由
- アプリケーションを並べれば並べるほど、探すのに時間がかかる
- マウスをわざわざ画面端に移動させる必要がある
- Dockにないアプリは別の方法で起動させる必要がある
Dockを使うよりも、Alfredやアプリケーションスイッチャーを使って、アプリの起動や切り替えをした方が早いですし、Dockにないアプリも同じような操作感で起動できます。
1日に何百回も行う操作だからこそ、積み重ねで大きな差になります。