Path FinderとFinderのリスト表示時の「新規フォルダ作成」の挙動違い
この記事の結論はPath Finderのリスト表示が使いやすい(フォルダの作成がしやすい)という話です。
人によっては「Path Finderを使うメリット」になりそうなので、備忘録も兼ねて残しておきます。
前提
自分はHazelなどのアプリケーション連携の関係で、FinderとPath Finderを両方使っていますが、正直最近はPath Finderを使う機会がほとんどになってきました。
また、Finder操作をするときはリスト表示とカラム表示を切り替えながら操作しています(こちらも最近はほとんどリスト表示)。
Finderのリスト表示はフォルダ作成がしにくい
あるときFinderのリスト表示で新規フォルダの作成をしたのですが、意図しない階層にフォルダが作成されました。
下記のようなフォルダ構成で「subfolder_1」を選択して新規フォルダの作成(shift + command + N)を行います。
すると、1番上の階層に新規フォルダが作成されてしまいました。
これを回避するためには、わざわざ階層を降りて作成したい階層が1番上にくるようにしてから作成する必要があります。
Path Finderの場合は選択ファイルの階層に作成される
Path Finderの場合は選択ファイルがある階層に作成されます。
Finderのときと同様に「subfolder_1」を選択して新規フォルダの作成(shift + command + N)を行います。
すると、「subfolder_1」と同じ階層にフォルダが作成されました。
ただ、空のフォルダ内にフォルダを作成したいときは、階層を降りてから作成する必要があります。
まとめ
デフォルトのFinderを使っている人にカラム表示が多い理由が分かった気がします。
カラム表示であれば選択したフォルダ内に作成されるので、意図しない階層にフォルダが作成される心配がありません。
しかし、カラム表示だと表示できる情報に制限がありますし、階層を見渡すような使い方ができません。
Finderのリスト表示で不便を感じている人は、ぜひPath Finderへの乗り換えを検討してみてください。