QuickTime Playerとプレビュー.appで動画の一部を画像として書き出す方法
この記事の要約
- QuickTime Playerで動画を開いて、書き出したい位置で再生停止
- 停止した位置をクリップボードにコピー
- プレビュー.appで、クリップボードから画像を作成
- 作成した画像を保存する
動画をウェブサイトに埋め込むときに、サムネイル画像を設定するために動画の一部を画像として保存したいときがあります。
なにか特別なアプリを使わなくても、QuickTime Playerとプレビュー.appの、Macにデフォルトで付いている2つのアプリで簡単に書き出せたので、手順をまとめておきます。
画像書き出しの手順
画像を書き出すまでの手順は下記の通りです。
- QuickTime Playerで動画を開いて、書き出したい位置で再生停止
- 停止した位置をクリップボードにコピー
- プレビュー.appで、クリップボードから画像を作成
- 作成した画像を保存する
1. QuickTime Playerで動画を開いて、書き出したい位置で再生停止
まずは動画をQuickTime Playerで開いて、画像として書き出したい位置で再生を停止しておきます。
2. 停止した位置をクリップボードにコピー
メニューの[編集]→[コピー(command + C)]を選択して、停止した位置の画像をクリップボードにコピーできます。
3. プレビュー.appで、クリップボードから画像を作成
次にプレビュー.appを開いて、メニューの[ファイル]→[クリップボードから新規作成(command + N)]を選択します。
これでプレビュー.app上に、先ほどコピーした停止位置の画像が作成されます。
4. 作成した画像を保存する
最後は[ファイル]→[保存(command + S)]で、作成した画像を保存すれば完了です。
保存する形式はJPGでもPNGでも好きに選択できます。
一連の流れをKeyboard Maestroで自動化
コピーしてアプリ切り替えて新規作成して…という一連の流れが面倒なので、Keyboard Maestroを使ってショートカットキー1つでできるようにしました。
Keyboard Maestroに関しては過去に記事にしているので、知らない方はぜひご覧ください。
やっていることは、先ほどの流れをそのままマクロに落とし込んでいるだけで、ほとんど「メニューを選択」「アプリを起動」だけで作成されています。
1点注意が必要なのが、クリップボードにコピーしたあとに、少し「Pause」を入れて時間を空けている部分です。
Keyboard Maestroの処理が早すぎて、時間を空けないと前のクリップボードで画像を作成してしまうため、少し時間を空けて調節しています。