WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

MacのSublime Textを日本語化する方法

Sublime Textの日本語化

Sublime Textの日本語化が、他のエディタに比べて少々面倒だったので備忘録代わりにまとめておきます。
流れとしては下記の通り

  1. Package Controlをインストールする(パッケージをインストールできるようにする)
  2. Japanizeパッケージをインストールする
  3. Finderで日本語化ファイルを指定された位置に移動する

Package Controlをインストール

Sublime Textはデフォルトの状態では最低限の機能しか備わっていないので、パッケージ(拡張機能)を入れたりする必要が出てきます。そこで必要になるのが「Package Control」というパッケージをインストールするための機能です。

まずはこれをインストールします。

Installation - Package Control

Package Controlのサイトへアクセスして、インストールコードをコピーします(バージョンごとにこのコードは変わるので、サイトに載ってあるコードを入力するようにしましょう)。

そして、Sublime Textの[View]→[Show Console]からコンソール画面を開き、先ほどのインストールコードをコンソールにペーストします。

Package Control

あとはenterを押せばインストールが始まります。

Japanizeパッケージをインストール

次は日本語化のパッケージである「Japanize」をインストールします。

[Preferences]→[Package Control]を選択して、Package Constrolを起動。
「Package Constrol: Install Package」を検索し、選択します。

Packge Controlの起動

再度入力フォームが表示されるので「Japanize」で検索し、選択します。
これでJapanizeパッケージのインストールは完了です。

Finderで日本語化ファイルを指定された位置に移動する

Japanizeをインストールすると下記内容のファイルが自動で開きます。
インストールしただけだと、最上位のメニューしか日本語化されないので、下記の手順に従ってファイルの操作をする必要があります。

Japanize設定の説明文

Package Control Messages
========================
Japanize:
———

Japanese menu for Sublime Text 3

Sublime Text 3の日本語化プラグインです。
[ゆーがいぶろぐ](http://blog.huwy.org/article/292827228.html)さんの日本語化ファイルがベースです。

適用手順
1.C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanizeにインストールされている*.jpファイルを、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Default
にコピーします。※Defaultフォルダがない場合は作成してください。
2.コピーしたファイルをオリジナルのファイル(.jpが付かないファイル)と置き換えます。(念のため、オリジナルのファイルが有る場合は.orgなどを付けて保管しておきましょう。)
3.C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanize\Main.sublime-menu(.jpが付かない方)を、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\User
にコピーします。すると、他のプラグインで上書きされてしまっているトップメニューも日本語化されます。
以上です。

*.jpファイルの移動

まずはFinderで「/Users/ユーザ名/Library/Application Support/Sublime Text 3/Packages/」へ移動します。

ここに「Default」フォルダを作成します。

Japanizeの設定ファイル

次に、Japanizeフォルダ内にある「.jp」が拡張子のファイルをDefaultフォルダへコピーします(コピー元のファイルは削除しなくてOKです)。

移動するファイルは下記の11ファイルです。

  • Context.sublime-menu.jp
  • Encoding.sublime-menu.jp
  • Find in Files.sublime-menu.jp
  • Indentation.sublime-menu.jp
  • Line Endings.sublime-menu.jp
  • Main.sublime-menu.jp
  • Side Bar Mount Point.sublime-menu.jp
  • Side Bar.sublime-menu.jp
  • Syntax.sublime-menu.jp
  • Tab Context.sublime-menu.jp
  • Widget Context.sublime-menu.jp

移動したら、移動したファイルの「.jp」拡張子を外します。

最後にJapanizeフォルダにある「Main.sublime-menu(.jpがついていない方のファイル)」をUserフォルダにコピーすれば日本語化は完了です。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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