WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Visual Studio Codeでできる最低限のGit操作方法

 Visual Studio CodeではデフォルトでGitの管理機能がサポートされています。
わざわざGitのGUIアプリと切り替えたり、ターミナルと行ったり来たりしなくてもいいので、こまめなコミットがしやすくなります。

今回はVisual Studio Codeを使った、最低限のGit操作方法についてまとめておきます(Gitはある程度理解している人向けの記事になります)。

Git SCMの表示

Visual Studio CodeでGit機能が使えるサイドバーのことをGit SCM(Gitソース管理マネージャー)と言います。

.gitフォルダが入っているフォルダをVisual Studio Codeで開くと、このGit SCMが使えるようになります。使いたいときは、サイドバーにある、道が枝分かれしたようなアイコンをクリックするか、control + shift + Gで表示ができます。

「ソース管理: GIT」

変更をコミット

コミットするまでの間はエディタでは変更した箇所に変更内容に応じた線が表示され、ファイルを変更して保存すると、Git SCMの「CHANGES」にファイルが溜まっていきます。

ファイルの「+」アイコンをクリックすると、ファイルステージへ移動できます。

Visual Studio CodeのGitコミット方法

コミットしたいファイルをひと通りファイルステージへ移動させたら、上の入力欄にコミットメッセージを入力して、command + enterを押すか、上のチェックマークを押すとコミットできます。

ブランチの作成や切り替え

ブランチの作成などはVisual Studio Codeの左下にある「master(現在のブランチ名)」をクリックすると、ブランチの作成や切り替えができる入力画面が表示されます。

ブランチ名を入力して「Create new branch…」を選択すると新規でブランチを作成できますし、ブランチ名を選択すればそのブランチに移動できます。

Git関連のメニュー

それ以外の機能に関しては、Git SCMのコミットメッセージ上にあるメニューから行えます。

Gitに必要な機能はここにひと通り揃っています。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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