アプリやフォルダを一気に開ける「Workspaces」の環境設定
よく使うアプリやフォルダを一気に開いて、すばやく作業環境を整えられる「Workspaces」。
今回はWorkspacesの環境設定回りをまとめておきます。
アプリ自体の紹介は過去に記事にしているので、Workspacesが何なのか分からない方はそちらをご覧ください。
Workspacesの環境設定
Workspacesの検索画面を開いた状態でcommand + ,(カンマ)もしくは、右下の「・・・」アイコンから[Preferences…]を選択で環境設定が開きます。
General:一般
[General]タブではアプリ全般の基本的な設定ができます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Launch on computer startup | チェックすると、Mac起動時にWorkspacesを起動する | |
Launch on Startup | 起動時に自動で実行するワークフローを選択 | Workspacesのアプリ起動時に実行される |
Appearance | ダークモードの設定
| |
On Workspace Start | ワークスペース実行時の設定
| |
Default Terminal | 「Terminal」で使用するターミナルアプリ | |
Default File Manager | 「File」や「Folder」を開くときに使用するアプリ |
「Launch on Startup」はWorkspacesのアプリ起動時に実行されます。
そのため、Mac起動時にWorkspacesが起動されるように設定しておけば「Mac起動時に実行するワークフローを選択」という意味に置き換えられます。
Editor:編集画面
[Editor]では編集画面に関する設定ができます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Keep always on top | チェックすると、編集画面が常にウインドウ最前面になる | チェックを入れていないと、 検索画面の方が上に来てしまう |
Set to launch on start by default | チェックすると、編集画面を開いたときに [General]タブの「Launch on Startup」に設定している ワークスペースがデフォルトで選択された状態になる | |
Open or Hide | 「Record to Shortcut」をクリックしてキーを押すと、 編集画面表示のショートカットキーを登録できる |
Search:検索画面
[Search]では検索画面に関する設定ができます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Appearance | 検索画面の表示を「Full」か「Minimalistic」から選択する | |
Sort Workspaces | ワークスペースの並びをソートする
| |
Close after launching a resource manually | リソース単発で実行したあとにウインドウが閉じるようになる | |
Open workspace with a single mouse click | 検索画面ワークスペースをクリックすると、 詳細ページに移動せずすぐに「START」を実行されるようになる | 選択は早くなる分、詳細ページに移動しなくなるので なにが実行されるか覚えておく必要がある |
Open resource with a single mouse click | 詳細画面でリソース(1つ1つの項目)をクリックすると、 その項目がすぐに実行されるようになる | |
Open or Hide | 「Record to Shortcut」をクリックしてキーを押すと、 検索画面表示のショートカットキーを登録できる |
「Appearance」の切り替えは、検索画面の場合「Edit」の表示・非表示が切り替わるくらいです。
詳細画面は右上の「Edit」と「START」と、下のメニューの表示・非表示が切り替わります。
ちなみに、「Open workspace with a single mouse click」にチェックを入れても、ワークスペース選択状態でtabをクリックすれば詳細ページへ移動できます(クリックするとワークスペースが実行されてしまうので、矢印キーで選択します)。
Plugins:プラグイン
Workspacesではプラグインを追加して、さらに追加のアクションやコマンドを使えます。
追加したプラグインはこの[Plugins]に一覧として表示されるようになります。
Data:データ
[Data]ではWorkspacesの過去バージョンからのインポートであったり、使っているデータがまとまっているフォルダへのリンクがあります。
「Import from Workspaces ○.○」をクリックすると、過去のバージョンを持っていた人であればデータのインポートができます。
「Open Data Folder」をクリックすると、下記パスのフォルダが開きます。
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/com.apptorium.Workspaces2
Setappを利用している場合は下記になります。
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/com.apptorium.Workspaces2-setapp
このフォルダをバックアップしたり、Dropboxに置いておくことでMac移行時も簡単に設定の復元ができます。