Macのバッテリー効率を上げるアプリ「Endurance」
基本的に自宅で作業をしているので、普段はバッテリーを気にすることはありませんが、たまに外に出て作業をしていると相当バッテリーを気にして画面を暗くしたり使うアプリを気にしないと丸一日持ちません。
そしてバッテリー切れになると何もできなくなってしまいます。
今回紹介するのは、そんなMacのバッテリー効率をよくしてくれるアプリです。
Endurance
EnduranceはMacのバッテリー効率を改善してくれるアプリで、公式サイトにはMacの動作時間が約20%上がると書かれています。
$20の買い切り有料アプリで、2週間の無料トライアルもあります。
Setappの活用
Enduranceは有料アプリが使い放題になるサブスクサービスのSetappにも登録されています。
他にも使うアプリがある場合は、Setappを利用した方がお得です。
基本的な使い方
Enduranceを起動するとメニューバーにアイコンが追加されます。
アイコンをクリックして[Start Low Power Mode Now]を選択するとLow Power Mode(低電力モード)にできます。
Enduranceは起動するだけではなく、この「Low Power Mode」に切り替える必要があります。
条件を設定することで自動で切り替えることも可能です。
環境設定
メニューアイコンから[Open Endurance Preferences…]を選択するか、もしくは[システム環境設定]の一覧に「Endurance」が追加されているのでそれを選択すると環境設定画面が表示されます。
右上の「Low power mode is enabled」にチェックを入れるとメニューアイコンの[Start Low Power Mode Now]を選択したときと同じようにLow Power Modeに切り替わります。
Low Power Modeへの切り替え設定
「Start low power mode」の右のセレクトボックスとバーを移動させることで、Low Power Modeへの切り替え設定ができます。
セレクトボックスは下記の3つの中から選択します。
- Automatically:指定した%以下になると自動的に切り替える
- Ask:指定した%以下になると切り替えるか確認ダイアログを表示する
- Manually:手動で切り替えのみ
Low Power Mode時の設定
真ん中には「Low Power Mode」時のMacの設定ができます。
チェック項目が多い方がバッテリー効率はよくなります。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Slow Down Processor | 有効化すると、高速処理(Turbo Boost)を無効にして プロセッサの速度制限をしてバッテリーを節約する | デフォルトON。 |
Pause Web Browsers | 有効化すると、ブラウザがバックグラウンドにあるときに ウェブの表示をを一時停止してバッテリーを節約する | 通知などのバックグラウンド処理も止まるため注意 |
Pause Services | 有効化すると、バックグラウンドで実行されているサービスを 一時停止してバッテリーを節約する | |
Monitor Expensive Apps | 指定以上にバッテリーを使っているアプリを警告する バックグラウンドで実行されている時間(分)を指定するのと、 どれくらいバッテリーを使っているかをバーで指定する | デフォルトON。 |
Hide Background Apps | 指定時間(分)以上アプリのウインドウの後ろに隠れているアプリを 自動で非表示にしてバッテリーを節約する | |
Dim Screen | 有効化すると、気にならないレベルの速度で徐々に画面を暗くする | デフォルトON。 |
メニューバーアイコンの設定
環境設定の一番下に「Show in menubar」があり、ここでメニューバーの設定ができます。
「Battery Icon」にチェックを入れるとEnduranceのメニューアイコンがバッテリーアイコンの表示に切り替わります。
その隣のセレクトボックスでアイコンの設定ができます。
- Percentage:バッテリーをパーセントで表示
- Time left:時間を左に表示
- Icon only:アイコンのみを表示