Karabiner-Elementsを使って、Finder上でReturnを押すとファイルを開くようにする
Finderでreturnを押すと、「名前の変更」が実行されてしまいますが、名前の変更はcommand + Rに設定してあるので、returnを押した時は選択ファイルを開くようにしたいと思っていました。
最初はKeyboard Maestroを使って設定しようとしていたのですが、Karabiner-Elementsで設定があったので、そちらで設定しました。
Karabiner-ElementsでFinderのキー設定
Karabiner-Elementsの環境設定の[Complex Modifications]にある「Add rule」をクリックして、ルールの追加パネルを表示します。
次に、1番上にある「Import more rules from the Internet (open a web browser)」をクリックして、Karabiner-Elementsのルールをインストールできるページを開きます。
ページの「Application Specific」内にある「Finder」を「Import」をクリックしてインポートします。
Karabiner-Elementsに戻って、ルール追加パネルで[Finder]→[Use Return as Open and User Fn+Return as Rename]を「Enable」で有効化すれば、設定完了です。
ちなみに、Finderのルールはそれぞれ下記のようになっています。気に入ったものがあれば一緒に有効化しておきましょう。
ルール名 | 意味 |
---|---|
Use Return as Open | returnを押すとファイルを開くようにする |
Use Return as Open and Use Fn+Return as Rename | returnを押すとファイルを開いて、 fn + returnを押すと名前を変更をする |
Use F2 as Rename | F2を押すと名前を変更する |
Use Delete as Move to Trash | deleteを押すとゴミ箱へ移動するようにする |
Use Fn+Delete as Move to Trash | fn + deleteでゴミ箱へ移動するようにする |
Use Backspace as Go to Previous Folder | backspaceで前のフォルダへ移動するようにする |
まとめ
Karabiner-Elementsは「Mac全体のキーリマップツール」というイメージが強いですが、特定のアプリのみのキーリマップもできるんですね。
Karabiner-Elementsのルール一覧が載っているウェブページは、いつの間にか新しいルールが追加されていたり、アップデートされていたりするので、定期的に見ておくと良いかもしれません。