Alfredで現在開いているフォルダ内の画像をImageOptimで圧縮するWorkflowの作り方
下記2つの記事を書いて思いついた合わせ技になります。
作りたいWorkflow
現在ImageOptimで画像の圧縮をしたいときの自分のフローは下記の通りです。
- 画像フォルダを開いて、画像を選択
- AlfredでImageOptimを起動
- ImageOptimに画像をドラッグして圧縮
もし、Workflowができると下記のようになります。
- 画像フォルダを開く
- AlfredからWorkflowを実行して圧縮
Finderで開いているフォルダ内の画像を圧縮するようにすれば、画像を選択する必要もないですし、Alfredからの実行後、すぐ圧縮されるのはストレスフリーですよね。
Workflowの作成
まずはAlfredの環境設定の[Workflows]のサイドバー下の「+」ボタンを押し、「Blank Workflow」をクリックして必要情報を入力します。
今回の場合はImageOptimを実行するWorkflowなので、名前は「Execute ImageOptim」としておきます。
キーワード部分の設定
黒い背景部分を右クリックして、[Inputs]→[Keyword]を選択します。
キーワードに関してはImageOptimの略で「io」にして、引数はなしにしたいので「No Argument」を選択します。
あとはタイトルやサブタイトルなどの情報を入力して「Save」をクリックします。
Finderからのパス取得部分の設定
Keywordの右横にあるポッチをクリックして、[Actions]→[Run NSAppleScript]を選択します。
自分はPath FinderとFinderを併用しているので、下記のコードをコピペします。
on alfred_script(q)
tell application "System Events"
set appName to name of the first process whose frontmost is true
end tell
if appName is "Finder" then
tell application "Finder"
set pathList to POSIX path of (folder of the front window as alias)
return pathList
end tell
else
tell application "Path Finder"
set pathList to POSIX path of the target of the front finder window
return pathList
end tell
end if
end alfred_script
詳細な内容は過去に記事にしているので、Finderのみでいい方などはこちらを参考にしてください。
ImageOptim起動部分の設定
Run NSAppleScriptの右横にあるポッチをクリックして、[Actions]→[Terminal Command]を選択して下記コマンドを設定します。
open -a ImageOptim.app {query}/*
もしPNG画像に限定したい場合は、最後を*.png
にすればOKです。
ちなみに、フォルダ名にスペースが入っている場合はうまく動作してくれないので、下の「Escaping:」にある「Spaces」をチェックしてエスケープしておくとより安全だと思います。
これで完成なので、ちゃんと動作するか試してみましょう。
まとめ
ImageOptim以外にも、いまFinderで選択しているファイルを特定アプリで開くというのは色々できそうですね。
ものによっては少し工夫が必要かもしれませんが、基本的には似たようなWorkflowで作れそうです。