Alfredの検索結果の表示がおかしくなったら確認すること
最近Alfredで、アプリケーションの検索結果が表示されなくなりました。
アプリケーションの起動はほとんどAlfred頼りだったので、なんとか検索結果を表示するために行ったことをまとめておきます。
本当に表示されないかチェック
まずは本当に検索結果に表示されていないのか確認します。
自分の場合はGoogle Chromeを起動するときに「gc」と入力しているのですがそれでも出ず、念のため「chrome」とも入力していますがそれでも表示されません。
今回の場合はアプリケーション全てが検索できなくなっていましたが、特定のアプリケーションだけ表示されないことや、アプリケーションが二重で表示されることもあるみたいです。
アプリケーションキャッシュのクリア
やっぱり検索結果がおかしいのが分かったので、次に行うのはアプリケーションキャッシュのクリアです。
Alfredの環境設定の[Advanced]にある「Clear Application Cache」をクリックします。
数秒待ってから改めて検索してみます。
ものによってはこれで解決する場合もあるそうです。
メタデータの再構築
アプリケーションキャッシュのクリアを行っても治らない場合は、次にメタデータの再構築を行います。
数時間レベルで時間がかかりますが、OSなどのアップデートと違ってその間もMacは触れますが、時間はかかります。
Alfredの環境設定の[Advanced]にある「Rebuild macOS Metadata」をクリックします。
すると、ダイアログが表示されます。
英語の内容は下記の通りです。
This action will open a Terminal window and run a low level script command to rebuild your macOS metadata index. This will also require you to type in your administrator password.
Reindexing can take over an hour and during this time, Afred and Spotight won’t be able to find all of your files.
Delete .Spotiight-V100 before reindex
In macOS 10.14 and above, Terminal.app wil need Ful Disk Access granted in the macOS Security & Pivacy preferences to delete .Spotlght-V100
直訳すると下記の通りです。
このアクションはターミナル.appを開いて、macOSメタデータインデックスを再構築するスクリプトを実行します。この操作には管理者パスワードを入力する必要があります。
インデックスの再作成には1時間以上かかることがあり、この間はAfredとSpotightでファイルをすべてを見つけられなくなります。
インデックスを再作成する前に.Spotiight-V100を削除する
macOS 10.14以降で.Spotlght-V100を削除するにはシステム環境設定の[セキュリティとプライバシー]でターミナル.appにフルディスクアクセスを許可してください。
「Delete .Spotiight-V100 before reindex」は、macOSのメタデータを格納している「.Spotiight-V100」というフォルダを削除するかどうかの選択です。
検索結果の表示がおかしいわけですし、チェックしておく方がよさそうです。
チェックを入れて「Rebuild」をクリックすると、ターミナル.appが起動してスクリプトが自動で実行されます。
1番下に「press any key to continue…」と表示されたら、なんのキーでもいいのですがenterを1回押します。
Macにログインするときのパスワード入力が求められるので入力します。
このとき、キーを押しても画面に何も変化がありませんが、ちゃんと入力はされているので入力したらenterを押します。
「Press any key to finish…」と表示されるので、またenterを押せば完了です。
[プロセスが完了しました]と表示されたらターミナル.appは閉じてOKです。
「完了しました」と書かれていますが、これは単にターミナルの操作が終わっただけなので、このあと数時間メタデータの再構築に時間はかかります。
自分の場合はこれで治りました。
Alfredの検索フォルダを確認
だいたいは上記の「メタデータの再構築」で治るみたいですが、何回か試しても表示されない場合は、Alfredの検索場所がちゃんと設定されているか確認します。
Alfredの環境設定の[Features]→[Default Results]で「Search Scope」の項目を確認します。
「macOS Applications folder」と「Folders in Home」にチェックが入っているかどうかの確認と、念のためSearch Scopeに設定されてあるフォルダをスクショするなりで保存した上で右下の「Reset」を押してみます。
この「Search Scope」がAlfredの検索フォルダになるので、なにかのはずみに削除してしまっていたりすると、検索に引っかからなくなっている可能性があります。