WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

チャットサービスを一元管理できる「Franz」を使ってチャットの確認をラクにする

Franz

今まで自分はチャットサービス統合アプリはStationを使っていました。
ただ、チャットサービス統合アプリは他にもたくさんあり、1つのアプリだけを使い続けるのはどうなんだろうかと思い、別のアプリも少し触ってみることにしました。

今回はチャットサービス統合アプリの中でも特に有名な「Franz(フランツ)」を使ってみます。

Franzの特徴

  • 日本語に対応している
  • 全部で71サービスが利用可能(2019年7月現在)
  • ChatWorkなどの日本のサービスも入っている
  • 有料版もあるが、基本無料で利用可能

他のサービスに比べると対応サービス数が少ない気がしますが、メジャーなサービスはひと通り対応しているので、特殊なサービスを利用している人以外は問題なく利用できると思います。

Franzのインストール

Franz

Franzのインストールは公式サイトから行います。
ちなみに、2019年7月現在で、Franz 5が出ています。

Franzの設定

Franzを初めて起動したときは、まだ何もサービスの設定がされていない状態です。

そこからサービスを追加するには、サイドバーにある「+」アイコンをクリックします。

Franz 初期画面

「利用可能なサービス」というモーダルが表示されるので、この中から自分が利用しているサービスを選択します。

Franz 利用可能サービス

ちなみに星マークが付いてある「Your workspaces(サービスをグループ化して管理できる機能)」と「Manage Team(チームでアプリの管理ができる)」はプレミアムアカウントでないと使用できません。

サービスを選択したあとは、そのサービスの詳細設定を行います。
今回は試しにChatWorkを選択してみました。

Franz サービスの追加画面

ちなみに「カスタムアイコン」の部分に画像をドラッグアンドドロップすると、サイドバーに表示されるアイコンを変えられます。Franzでは同じサービスを何個も追加可能なので、複数アカウントがある人は、ここでアイコンを設定して区別することができます。

設定したら「サービスの保存」を押して追加します。

追加されたサービスはサイドバーに追加されるので、あとはブラウザと同様にログインします。

Franz ChatWork

この操作を、自分が利用したいサービス分繰り返していきます。

使ってみた感想

ずっとStationを使っていたので、それとの比較になってしまうのですが、StationがありとあらゆるWebサービスを一元管理するのを目的していたのに対して、Franzはあくまでチャットサービス + SNSを一元管理することを目的にしているように感じました。

ですからサイドバーのアイコンの大きさも、Franzはかなり大きいのですが、追加するチャットサービスが大量にあるわけではないので、これくらいのサイズが丁度いいのかなと思いました。

また、通知の数が付くのも良いなと思いました(Stationだと通知バッジだけが付いて、数字は表示されない)。

そこまでこだわりが無い人・チャットサービスさえ管理できれば良い人であれば、これでかなり満足できそうです。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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