タッチバーをタッチしないようにするという向き合い方
前置き
タッチバーに関して、Haptic Touch Barというアプリを使って振動させるようにしたり、タッチバーのカスタマイズを色々してきましたが、正直使えません。
- タッチバーだと触れただけで発火されてしまう
- 目視する必要がある
触れただけで発火するというのは誤操作の原因になりますし、目視する必要があるというのは業務をしていてストレスでしかありません。
少なくともMacBook Proに付ける機能ではないよな…無くならないのかな…とずっと思っているのですが、無くなりそうにありません。
で、あればタッチバーと向き合うしか方法はありません。
今回は、自分の環境でもっともマシになった、タッチバーとの向き合い方を紹介します。
万人には受けないと思いますが、参考にしてください。
タッチにこだわらなくでいいかもしれない
「もうタッチしなくていいんじゃないかな」
数ヶ月前にふとそう思って、タッチバーにはBetterTouchToolを使ってステータスを表示させてみました。
- 今日の日付
- バッテリー
- CPU
- RAM
- 最近使ったアプリ
普段自分はデュアルディスプレイで作業しているので、外付けキーボードを使っています。
外付けキーボードには、ファンクションキーが付いているので、ファンクションキーはそちらを使えば良いのです(本当は嫌だけど、外出するときも持ち運べばいい)。
そうなってくると、タッチすることを目的にせず、情報を表示させることを目的にすればいいと思えてきたのです。
メニューバーの代わりに使用する
自分はこのブログを書いています。
ブログでメニューバーにアイコンが追加されるタイプのアプリを紹介するときに、他のアイコンが並んでいると邪魔なので、基本的に全てのアイコンはBartenderというアプリで非表示にしています。
こうすることで、紹介するときに必要なアプリだけ表示してスクリーンショットを撮れるというわけです。
ブログに限らず、人前でデモをするときも、余計なアイコンがいっぱい並んでいると邪魔になるので、基本非表示の方向でいます。
そうなると、時間やバッテリーなどの今までメニューバーに表示されていた項目が見えなくなってしまいますが、代わりにタッチバーには表示されているので、わざわざBartenderを展開しなくても日付やバッテリーは見れます。
設定方法
設定方法はBetterTouchToolの「タッチバー」から設定します。
日付とバッテリーに関してはウィジェットがデフォルトであるのですが、CPUとRAMを表示させたい場合は「シェルスクリプト / タスクウィジェット」を使用して、それぞれスクリプトを設定する必要があります。
CPUの場合は下記のスクリプトを記述します。
ps -A -o %cpu | awk '{s+=$1} END {print "CPU:" s "%"}'
RAMの場合は下記のスクリプトを記述します。
ps -A -o %mem | awk '{s+=$1} END {print "RAM:" s "%"}'
まとめ
4ヶ月近くこの状態ですが、問題なく作業できています。
ただし、下記のような条件に当てはまる人が向いてそうです。
- 外付けキーボードを使っていて、タッチバーからファンクションキーが消えても問題ない人
- 出先での作業があまりない人
- 自分の場合、出先での作業は少ないですし、出先でガッツリ作業することは控えています
- ブログを書いていたり、人前でデモするなどの理由で、メニューバーを極力シンプルにしたい人
どれくらいいるかは分かりませんが、当てはまる人にはオススメの設定なので、ぜひお試しください。