WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

「Karabiner-Elements Alert」のダイアログが出てきて、Karabiner-Elementsが使えない場合の対処法

ある日突然、Karabiner-Elementsが効かなくなって、アプリを開いてみると「Karabiner-Elements Alert」というアラートが表示されていました。

macOSのアップデートなどで出る場合もあるようですが、自分の場合は何もアップデートせずに起こったので焦りましたが、アラートに書かれてある通りに操作すれば無事使えるようになりました。

今回はこの「Karabiner-Elements Alert」についてまとめておきます。

Karabiner-Elements Alertの原因と対処方法

The virtual keyboard and mouse driver is not loaded Please allow system software from “.Karabiner-VirtualHIDDevice- Manager” on Security & Privacy System Preferences.

上記のようなメッセージが書かれてありますが、直訳すると下記になります。

Virtual Keyboardとマウスのドライバーが読み込まれていません。[システム環境設定]の[セキュリティとプライバシー]から、「.Karabiner-VirtualHIDDevice-Manager」を許可してください。

「.Karabiner-VirtualHIDDevice-Manager」が読み込まれていないので、許可してね。ということなので許可します。

Karabiner-Elements Alert

Karabiner-Elements Alertの「Open Security & Privacy System Preferences」をクリックすると、[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]が開きます。

あとは[一般]の「ダウンロードしたアプリケーションの事項許可」に「.Karabiner-VirtualHIDDevice-Manager」を「許可」のボタンがあるので、左下のカギアイコンをクリックしてから押せばOKです。

セキュリティとプライバシーに「.Karabiner-VirtualHIDDevice-Manager」が表示されない場合

[セキュリティとプライバシー]に「.Karabiner-VirtualHIDDevice-Manager」の許可ボタンが表示されないことがあります(自分も表示されていませんでした)。

その場合は、「Karabiner-Elements Alert」の右側の欄にある「Deactivate driver」をクリックします。

「Deactivate driver」

これで一度ドライバーを無効化できたので、そのあとに「Activate driver」をクリックして有効化します。

「Activate driver」

有効化できたら、再度[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]→[一般]を開けば、表示されているはずです(開きっぱなしだと非表示のままなので、一度別のページに戻って再度開きましょう)。

有効化しているのにKarabiner-Elements Alertが表示される場合

上記の手順を試して、有効化にしているはずなのにKarabiner-Elements Alertが表示される場合は、Karabiner-Elementsのバージョンが原因の可能性もあります。

macOSとKarabiner-Elementsのバージョンの組み合わせによっては、ドライバーがうまく読み込まれないことがあるそうです。
いまの自分のバージョンを確認して、別バージョンのKarabiner-Elementsをインストールしてみると、動くようになるかもしれません。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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