メールとチャットを一元管理してワークスペースを整理する「Rambox」
「Franz」「Station」「Stack」などなど、チャットサービス統合アプリを今までいろいろ試してきました。
ただ、昔からあるRamboxに関しては今までノータッチだったので今回試しに触ってみました。
個人的にはいろいろ触ってみて1番自分に合うアプリケーションとその使い方を見出したいので、今更感はありますが、Ramboxも選択肢の1つとして触ってみます。
チャットサービスは毎日のように使うものなので、使い勝手の良さにはかなり重きを置いています。
Rambox
Ramboxは公式サイトからインストールできます。
RamboxはWindows・Mac・Linuxに対応しているので、自分が使っているOSのダウンロードリンクからダウンロードします。
Ramboxの特徴としては、オープンソースなのと、Franzと同様に有料プランがあることです。
有料プランにすると下記の特典があります。
- ライトモードとダークモードのテーマ設定ができる
- JavaScriptやCSSを各サービスに設定できる
- アプリにも独自のCSSを追加してスタイルを調節できる
- 広告を非表示にできる
- スペルチェックをしてくれる
- 通知を受け取る時間を指定できる
- クイックスイッチャー機能(サービスを素早く切り替えられる)が使える
- プレミアムサポートが受けられる
正直、チャットサービスは常に開いているものなので、無料プランだとそのアプリに広告がずっと付いてしまうのはマイナスです。
もちろんそれがイヤなのであれば有料プランに入ればいい話なのですが、無料で使えるStationやStack、無料でも広告は付かないFranzとの大きな差になりそうです。
ただ、JavaScriptやCSSをユーザーが自分で追加できるのは面白いですね。
また、対応しているチャット・メールサービスは全て合わせて103種類(2020年7月現在)です。
Ramboxの設定
まずRamboxを起動したら、右上にある「歯車アイコン」をクリックして、設定モーダルを表示します。
1番上の「Language」を「Japanese」にして「Save」をクリックします。
これで本来は日本語化されるはずなのですが、どうやら日本語化は2020年7月現在進んでいないようで、全て結局英語になってしまいます。
ただ今後日本語になる可能性もあるので、とりあえず日本語の設定にはしておいてよさそうです。
サービスの追加
サービスを追加したいときは、Ramboxに表示されているサービスの中から目的のサービスをクリックします。
このとき、「Add a new Service」の右にある検索ボックスから検索して探すとラクです。
あとはモーダルが表示されるので、必要な情報を入力します。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Align to Right | サービスのタブを右寄せで追加する | |
Mute all sounds | 通知音をミュートにする | |
Show service name in Tab | サービス名をタブに表示させる | オフにするとアイコンだけになる |
Show notifcations | 通知を表示する | |
Always display Status Bar | ステータスバーに常に表示する | |
Display tab unread counter | 未読数をタブに表示する | |
Include in global unread counter | Rambox共通の未読数に含める |
設定ができたら、右下の「Add ○○」で追加できます。
タブに新しくサービスが追加されているはずです。
追加したサービスの管理
追加したサービスは、アプリ右側の「Enabled Services」に表示されていき、チェックボックスを付け外しして有効・無効を切り替えたり、削除もここからできます。