Path Finder 8の「パスのコピー」の種類とその違いについて
Path Finderではファイルパスをコピーする方法がいくつか存在します。
それぞれ何が違うのかまとめてみました。
コピーできるパスの種類
コピーできるパスの種類は全部で6種類です。
項目 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
UNIX | よく見るUNIX形式でのパス | /Users/saitomasakazu/Library/Application Support/Google/Chrome |
HFS | HFS形式でのパス | Macintosh HD:Users:saitomasakazu:Library:Application Support:Google:Chrome |
Windows | スラッシュがバックスラッシュになっている | \Users\saitomasakazu\Library\Application Support\Google\Chrome |
ターミナル | スペースなどがエスケープされている | /Users/saitomasakazu/Library/Application\ Support/Google/Chrome |
URL | file://から始まる形式 | file:///Users/saitomasakazu/Library/Application%20Support/Google/Chrome/ |
名前 | 選択したファイル名 | Chrome |
UNIXとターミナルの違いがよく分からなかったのですが、ターミナルだと「Application Support」などのスペースが空いてあるフォルダも、スペースの前にバックスラッシュがついてエスケープしてくれます。
ターミナルで使うときは、フォルダ名にスペースが空いていると、コマンドがうまく実行されなかったりするので、「ターミナル」を選択しておくと安心です。
パスのコピー方法
パスのコピー方法は、自分が確認できた限りだと下記の4つ。
- ファイルを右クリックしたときに表示される「コンテクストメニュー」から「パスをコピー」
- ウインドウの上か下にあるパスナビゲータを右クリックして「パスをコピー」
- メニューバーの[編集]→[パスをコピー]からコピー
- ショートカットキーでパスをコピー
コンテクストメニューからコピー
ファイルを右クリックしたときに表示されるコンテクストメニューから「パスをコピー」を選択します。
もし表示されていない場合は、設定で非表示にされている可能性がありますので、環境設定の[機能]→[コンテクストメニュー]で「パスをコピー」が追加されているか確認してください。
パスナビゲータからコピー
ウインドウの上か下にあるパスナビゲータ(デフォルトだと上に表示されているようです)を右クリックしたときに表示される「パスをコピー」を選択します。
ちなみにパスナビゲータの位置は、環境設定の[アピアランス]で「パスナビゲータをブラウザの下側に置く」にチェックが入っていると下になります。
メニューバーからコピー
メニューバーの[編集]→[パスをコピー]からコピーしたいパスを選択します。
ショートカットキーでパスをコピー
先ほどのメニューバーにもショートカットキーが割り当てられていますが、環境設定の[機能]→[キーボード]で[編集]→[パスをコピー]にショートカットキーを割り当てることで、ショートカットキーからパスをコピーできます。
まとめ
Finderでパスをコピーする場合は「UNIX」と同様の形式になるので、フォルダ名にスペースが空いていてもエスケープしてくれません。
複数の項目を用意してくれていて、ユーザー側で使いたい形式を選択できるのは、かなり便利ですよね。